Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

人生を変えた無料レッスン

ビエンチャンの中心部にアメリカンセンターという施設があり、アメリカとラオスの交流促進に役立っている・・・とかいうと役所の説明文句そのまんまでつまらなさそうだが、ここにまつわるちょっといい話を聞いた。

アメリカンセンターでは、無料の英語レッスンを入口としたアメリカ生活・文化・経済への理解、アメリカ留学希望者への情報提供などを行っており、お金はなくとも胸に野心のあるひとたちがチャンスをつかむ場所になっている。

ある男性Mさんは、身を立てるために英語を学びたいと考え、仕事の合間にアメリカンセンターに通って英会話を習得。そうこうするうちアメリカ大使館のドライバー職に空きが出たのでどうかという誘いを受けた。いうまでもなく、ある程度の英会話力がなければ務まらない仕事で、以前の彼だったらかすりもしない就職口だった。大使館に現地スタッフとして雇用されることは、収入と身分の安定、また社会的なステイタスという点でもかなり有利で、Mさんはささやかながらも成功者といっていい。

Mさんは息子にもアメリカンセンターに通うよう勧め、英語を身に着けさせた。優秀な息子さんはたちまち頭角を現し、奨学金を受けて大学に進み、現在ではハイテク系の仕事で日本をふくむ各国を飛び回っているという。父親のMさんは、今度はまだ幼い甥っ子を早いとこアメリカンセンターへ通わせたいと画策中らしい。

アメリカンセンターとその背後にあるアメリカ大使館の業務は「アメリカを売る」こと。アメリカを知ってください、アメリカのいいところを真似してください、アメリカを利用して豊かになってくださいと、意欲あるひとたちを支援することが国益につながる。無料英会話レッスンなんてスケールのちっちゃーい事業だし、Mさんの成功なんて米ラオ関係にあっては顕微鏡でも見えないような現象だが、なんかいい話だなあと。地道な積み重ねってこういうことなんだろうと。

ペニーの足洗い浴槽を買ってきた。アメリカで使ってたやつはたいへん重宝したんだけど、引越しに荷物に入れ忘れるという凡ミスのせいで置き去りになり、こっちで新しいのをさがした。

ボール投げガウガウしすぎて息が上がってますの図

タイ製。BABA ってのはタイ語でベイビー? それはともかくペニーにぴったりのサイズが見つかるまで店を3軒はしごした甲斐がありました。庭は芝が密でない部分が多く、足に土がけっこうつく。しっかり洗って虫の侵入を防ごうねー。

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