ロシアの軍事会社ワグネルがどこか田舎のほうでロシア軍を攻撃しているという話を聞き、民間企業が国軍に逆らうなんて普通の国だったら即刻国軍に鎮圧され、ワグネルの代表者プリゴジンは死刑になるところだと思ったが、さすがにロシアは違う。このわけわからん事態はさらに進展し、ワグネル軍隊はモスクワめざして進軍中というニュースが入ってきた。
現時点でプリゴジン軍は引き返してモスクワから離れつつあるとも伝えられているが、いずれにしても明白になったのはプーチンは国家を掌握できていないという事実。ここまでヘタレなところを見せてしまったら、パワーだけが社会を動かすロシアでのプーチンの立場はかなりやばいだろう。
ひとつ余計な想像をするならば、今回のワグネルの反逆をロシア軍は本気で潰しに行く気がなく、むしろ「うまく行くんだったら乗ってやれ」くらいの気分でいるんじゃないか。そこまで軍部がやる気を失っているのだとすれば、プーチンは崖の突端に建つピサの斜塔だ。
ウクライナ侵略については、このところウ軍の反撃ぶりが伝えられているとはいえ、ロシアを完全に国外に追い出すのはどれほど難しいことかと考えていたところ、ロシアが勝手にひっくりかえってくれるのなら話は早い。ただし、以前にも書いたように、ウクライナ侵略はプーチンひとりのものではない「ロシアの大義」となっており、プーチンが排除されたからといって容易に止むものはないという懸念は今も変わらない。
さて、ヒトに利き手があるようにイヌにも利き足があるんじゃないかとペニーの足を洗いながら思ってみた。
指の間をもにょもにょ洗うためこうして足を持ち上げるんだけど、特定の足を持ち上げたときだけペニーがふらつくんだよね。接地している3本だけでは体のバランスが保ちにくいぞみたいな。ペニーの場合、右前と左後ろ足が体を安定させやすい利き足かもしれず、それらを持ち上げるとふらつく。
気の毒だから胴体を支えて安心してもらえるよう配慮はしている。それでも利き足?を持ち上げようとすると嫌がって軽くバタつくのは、恐怖がしみついているから?それともまったく別の理由?教えてくれたらもっと優しくできるのにな。言葉が通じないって不自由です。
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