ワンコにアホな格好させる絶好のチャンスがめぐってきたが、今シーズンはいろいろと物入りだったこともあってか新規コスチューム導入は見送られ、ペニーは去年と同じくサメとなって日曜マーケットを襲った。
だがそれくらいでマーケットが攪乱されることはなく、教会の鐘が平和な一日の始まりを告げていた。
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買い込んだ野菜を家に置いたあと、15分ほど歩いて Antiekmarkt van de Zavel という骨董市へ。
1960年から続くこの市は、ガラクタが妖しい魅力を発する蚤の市とは違うガチな雰囲気。
銀器は種類が豊富で、しっかり数が揃ったセットが多く、じっくり探せば好みのものが見つかるだろう。
ちょっと不便なのは、値札をつけておらず、いちいち店主に尋ねなくちゃいかん店が多いこと。ここはブリュッセルなので英語はたいてい通じると思うけど。
わたしはチェスはやらないが、ずーっと広い家に住むんだったらインテリアとしてこういうのを置いておきたくもある。ちょっとイヤラシイ趣味か?
年取ってステッキなしでは歩けぬようになったら、せいぜいイケてるやつを持ちたい。
この市場のあるサブロンという地区は、おしゃれなレストランやバー、チョコレートショップ、王立美術館などが建ち並び、活気と美しさを兼ね備えた街になっている。
かといってお高くとまった雰囲気ではなく、適度に庶民的で住みやすそう。妻は、自分で住居を選ぶんだったらサブロンがいいといっている。ちなみに賃貸アパートの家賃は、キ〇ガ〇じみたワシントンDCから来るとずいぶんお得に感じられる。
以前に「骨董通り」として紹介した Rue Haute はサブロン地区の北西辺を走っており、わたしたちはそっちへ進んでみた。
ここらのカフェ、物価はいかほどかと思います?
カプチーノを頼んだら、ひとつ3ユーロ(390円)でございましたわよ。
ここでひと息つくつもりだったのが、妻は急な仕事が発生。上司から部内全員に「誰か対応して!」と呼びかけあったものの皆さんガン無視を決めこむなか、しょーがねーなーと言いながらひとりで対応してました。
それも片付き、界隈の商店で買い物しながら帰宅。
こちらはガラスの反射で見にくいが、熟成肉やチーズを売る店。ヨーロッパァって感じやね。
この店と隣の魚屋さんで多少の買い物をして帰宅。
昼食に登場したのはパテ。
あっさりとした味つけがとてもよろしい。
魚屋からはタコとイカのマリネ。
わたしが不得意な酢はごく弱く、歯ごたえよくて気に入った。
朝市で買ったオリーブつきのパンは、焼きたての柔らかさがGOOD。
実はこの週末、3連休を利用してフランス方面へ行きたかったのだが、妻が先週まで過労気味だったことや天気の悪さを考えてブリュッセルに留まった。とはいえ徒歩で2~3時間ぶらつくだけでエキゾチックな旅気分にひたれるんだから便利なもの。わたしたちはいつまでたってもお上りさんなのである。
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