Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

減量命令、下される

ペニーをベルギーに入国させるための予防注射をしにいった。

お決まりの狂犬病やジステンパーのほか、聞きなれない病気2種類のを含めた混合ワクチンだった。

そのほか定期健診として寄生虫テストどうよという提案あったが、来月はベルギー到着後すぐに獣医の検診を受ける義務があるので、そのときでいい。というかそっちで寄生虫テストが義務だったら2回連続になってアホくさい(お金かかるし)

とすっかりブリュッセルへ行ける気になってるんだが、実際どうか。

 

近年、ペットの空輸をめぐる事情は悪化の一途をたどっており、客室に連れ込めるサイズがだんだん小さくなっているとか、よくない情報ばかり耳にする。

たとえばイギリスは、以前から客室同伴によるペット持ち込みができず、貨物として預けるしかなかったのが、最近はコロナの影響か、アメリカの航空会社のヨーロッパ便ではペットを貨物として預からなくなってしまい、アメリカからイギリスへ転勤するわんこ連れの間で大騒ぎになっている。

飛行機がダメならいったんフランスに降りてユーロスター(鉄道)はどうか、船はどうかと調べまくったが、いずれも事実上不可能らしい。この件、不正確な情報だと世間に迷惑をかけるので、ひとつのウワサとして捉えていただいきたいが、全体が悪い方へ向かっている感じは間違いないと思う。

その意味でベルギー入国も、いつなんどき難題が持ち上がるかわからず、気がもめることだ。

 

ペニーの体重オーバーは、渡航先ではなく航空会社が相手の問題だが、これも甘く見ちゃいかんよな。

当面300~400グラムの減量を目標としたが、実はそれでは重量制限をわずかに超えており、空港でのチェックインで四角四面にやられたらOUT。

ペニーさん、もちょっとんばってもらおっか・・・

なんて考えてたら、予防注射してくれた獣医師から重大なアドバイスがあった。

「ペニーちゃん、500グラムは減量したほうがいいわね。ほんとは1キロかも

うわっキター!

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去年5月にうちへ来たとき、ペニーの体重は7キロ弱だった。

DNA鑑定から割り出されるこの子の標準体重も7キロだった。

ところが今では8キロ弱になっているのはなぜか。

1歳半の彼女が骨格の成長を続けてきたという可能性はある。だがそれよりも、3か月半にわたるわんこ合宿生活が主因という気もする。

面白いことにお姉ちゃん犬のグレースは食べ物に興味がなく、マメなCさんがクッキーを焼いてもほとんど乗ってこないらしい。

一方でペニーは食い物のためには飼い主だってコロしそうな勢いの子で、Cさんクッキーにもがっつきまくり、「作り甲斐あるんだよね~」との仰せあったほど。

そんな暮らしの風景を想像すると、クッキーばかりじゃなく、グレースが途中で注意をそらしたドッグフードにペニーががっつく映像が見えてくる。

うちへ帰ってきたペニーさん、妙に抱き心地がよかったのは皮下脂肪が増えたせいだったか。

わたしはそういう体型変化に鈍感だったが、妻は当初から「この子、太ったわよ」と言っていた。

獣医さんはペニーの変化を見抜いて、減量を言ってきたのだろう。

わっかりやした、がんばりますがんばってもらいます!

食べ物の質と量、運動についても一段上をめざし、ペニーの健康と無事のベルギー入国を同時に手に入れるであります!

とりあえず今朝は、棒投げダッシュ40本を終えてぶっ倒れております!

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丸っこいのがまたかわゆく。

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