2週間も自己隔離せんといかん日本へわざわざきて何やってんだと思われるかもしれない。
先にタネ明かしをしておくと、今回は妻が使わずにいた各種の休暇の消化というのがあった。
放っておけば消えてしまう休暇をきっちり取得することで、ダッカから早く離脱することができた。困ったひとたちと一日でも早く縁を切らないと妻の心身がもたなかった。
この休暇は1ヶ月におよぶが、予算の大半をドバイで使い切る大胆なプロジェクトとしたことで、残り3週間を低予算でやり過ごさんといかんようになった。
そういうわけで無人の実家に転がりこみ、モグラのように静かに過ごしている。
母亡きあとの整理や民泊の開業準備をぽつぽつとやってはいるが、それも急ぐ必要はない。民泊ビジネスの復活なんていつになるのか見当つかんから。
一方で妻自身の休暇はヒサンで、毎日青い顔してパソコンにしがみついている。なんやかやと仕事が切れないのだ。
ひどい休暇だね。
そんななか(どんななか?)わたしは、しんしんと冷え込む土蔵に入り込み、壁面に薬物を塗りつけながらえへえへと上機嫌だった。
これがその壁。
以前から気になっていた漆喰の汚れの原因は経年劣化だと思っていたのだが、そればかりでなくカビの影響が大きいのではないかと考え、カビキラーに緊急登板してもらった。
壁の左上側が最初にお試しカビキラーしてみたところで、ちょっと白くなっている。
てことはカビ死滅?!
うれしくなって塗りまくった。
この土蔵、ずいぶんお金をかけて湿気を封じ込める工事をして、今回2ヶ月ぶりにチェックしたところ、ドライペットスキットにまったく水が溜まっていおらず、今のところけっこううまくいっている様子。
ただし、土蔵内部にカビ菌がたくさんいては収蔵物を守れない。
この漆喰壁は、いずれ自分で塗りなおすつもりではいるが、今は季節的にもまずいため、当面はカビキラーで抑えこんでおきたい。
カビキラーのにおいでちょっとウエッとなったが、まあ我慢できる範囲であったぞよ。
* * * * * * * * *
ここまで書いたところでパソコンが死んだ。
しばらく前から画面真っ黒現象がしばしば起きており、まずいとは思っていたのだが、旅先では新しいものを買うわけにもいかず、だましだましいこうと思っていた矢先の意識不明事件。
これはちょっとカビキラーぐらいではどうにもならんかも・・・
ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。