Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

トランプにお似合い

米国政治史上、最も品性下劣な大統領として知られるトランプに最適の副大統領候補がいる。サウスダコタ州知事のクリスティ・ノエムだ。

広大な農場を持ち、多くの猟犬と銃器を所持するクリスティ・ノエムは、近々出版される回想録の中で飼い犬を射殺したことを明かした。

ノエムによれば、生後14ヶ月のワイヤーヘアード・ポインター、クリケットは、彼女の見たところ「しつけができておらず攻撃的」で、彼女はこのイヌを「大嫌い」だったという。

あるとき事件が起きた。クリケットが「狩猟を台無しに」し、その後地元の家族が飼っていた「鶏を襲い」、「訓練された暗殺者」のように振る舞い、「接触した人にとって危険だった」から射殺したとノエムは回想録に記している。

その書き方は、恥ずべき過去についての告白などではなく、いかに自分が厳しい状況下で適切に行動できる人物であるかをアピールするものだった。彼女はこう書いている。

「楽しい仕事ではありませんでした。でも、やらなければならなかったのです」

その後、ノエムは「別の不快な仕事をする必要がある」ことに気づき、一家の「意地悪なヤギ」を同じように撃ち殺した。ヤギが絶命するまでに2回撃つ必要があったという。

生後14ヶ月だったクリケットに話をもどそう。しつけができておらず攻撃的だったとノエムは言うが、それは誰のせいだったのか。イヌにも個性があり、訓練が難しい子は確かに存在するが、それでもうまく人間と共存できるように仕向けていくのが飼い主の責任ではないか。それどころか飼い主から「大嫌い」という憎しみを浴びながら育ったイヌはどうなるだろう。ニワトリに危害を加えるようになったとしても、わたしなら少しも驚かない。

サウスダコタ州知事クリスティ・ノエムの知性と人格は、トランプのパートナーとしてこれ以上にぴったりくるものはないだろう。訴訟費用で首が回らなくなっているトランプが、どういう基準で副大統領候補を選ぶのか拙者はさっぱりわからんけどね。

神よ、よりよき方向にアメリカを導きたまえ。

ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。

にほんブログ村 海外生活ブログへ

アジアランキング