ペニーを預かってくれた家の坊やが号泣した件の追加情報。
その翌日、彼はこう言った。
「あのねママ、ぼくたちは次の引越し先で絶対ワンコを飼うんだよね?でもそのとき、ペニーみたいな完璧な子が見つかるかなあ?見つかるってママ約束してくれる?」
この坊やたんの純真さに打たれて今度はママが涙ぽろぽろになったという。
完璧な子?
なにか芸ができるわけでもない、たいして賢いわけでもないペニーがなぜそれほどカンペキに思えたのか。きっと相性の問題なんでありますな。坊やにこれだけは言っておきたい。
ワンコはね、みーんな可愛いの。君が可愛いと思えばそれがカンペキなワンコなの。
さて、完璧な知事などというものはこの世に存在しないが、突然の辞意表明をした静岡県川勝知事はあまりにもポンコツすぎて、存在自体がギャグになっている。
川勝平太というのは学歴は立派だが昔から人間性に問題があり、逆張り発言や敵を設定することで自分を正義の味方に仕立てる政治手法はまだいいとして、その価値観が差別意識のかたまりであることを繰り返し露呈してきており、今回の「野菜売り&牛の世話は知性の足りないひとの仕事」発言は氷山の一角にすぎない。
こんなくだらない人物をトップに選び、県政を中途で放り出されてしまった静岡県民の皆さんはほんとにお気の毒。反リニア政策の背景に静岡の水資源問題があったことは否定しないが、時間経過とともに論点がずれまくった結果、なんでリニアに反対なのかがわからなくなってしまい、ただただ日本国民の将来的な利益が損なわれるだけの事態におちいったのは、いつに川勝知事の責任といっていいだろう。
ついでながらJR東海は2027年のリニア開業の断念を発表したばかりだが、それを聞いてホクホクしているのは中国だろう。中国は同じ年にリニア開業を目指しており、日本が脱落すれば「世界発のリニア開業」の栄誉を勝ち取ることができるからだ。それゆえ巷では、「川勝は北京の操り人形」的な論が語られるようになっているわけだが、正面切ってこれを否定する気にはなりにくい。
それにしても最近のワイドショーは、コメンテーターの発言がヌルイね。専門家にせよ芸能人にせよ、発言の歯切れがよくない。ネット上の炎上を恐れて安全運転するようになったからだろう。
以前のワイドショーは、局側の意向を受けて政治的に偏向しすぎたり、感情論に陥ったりと問題はいろいろあったが、エキサイティングではあった。刺激を失ったワイドショーは、これからどこへ行くのか。そこを真剣に考えないと、テレビの没落に歯止めがかからなくなるよ。
ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。