Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

あのひとを首相に

安倍派を中心としてカネにまみれ腐れ果てた自民党。

安倍首相のことは(以下、暗殺事件とはまったく無関係に述べる)最初から評価していなかった。まず政治理念といえるほどのものを持っておらず、最重点事項だった「デフレ退治」は空回り、ことあるごとに女性の活躍といいながら実際にその気のないことが見え見えの口だけ宰相だった。

そのような政治家がなぜ首相になれたのかというと、安倍晋三さんは党内調整の名人だった。党内のみんながシアワセになれるような大小の取り引き(政策の妥協やポストの投げ与え)に熱心に取り組むことで権力基盤を強化した。

党内みんなシアワセになれる政権を「ぶっこわせ」と考える議員はおらず、安倍一強が続いた。パワーが強大になればなるほどカネが集まりやすくなり、パーティひとつやってウン千万円というバブルが生じた。政治にある程度のカネが必要であることは否定しないが、安倍派はやりすぎた。その病気は他の派閥にも伝染し、自民党ぜんたいが腐った。

権力は腐敗する。必ず腐敗する。

だから自民党には退場宣告をすべきなのだが、いかんせん代わりを務められる政党が存在しない。たとえば立件(←変換ミスだったがこのままにしておく)民主党の原口一博衆議院議員は先日、ロシアのメディアを相手に

「日本がウクライナを支援する理由はみじんもない」

「ロシアが悪でウクライナが善という考え方は歴史を見てもあり得ない」

という珍説を披露し、これを聞いたロシア人は大喜びしただろうが、多くの日本人はぶったまげた。こういう人物が大臣経験者として影響力をもつ集団に政権をとらせたら何が起きるのか、0.1秒も考える必要はないだろう。

もうさ、大谷翔平を首相に据えるとかのほうがよっぽどいいんじゃね?カネではなく自分で納得のいく野球を求め続けてきたぶれない人格がすばらしい。こういうひとは何をやらせても必ず結果を出す。パーティー収入4000千万円とかのはした金に頼って腐る必要がない。政治のしろうとだって?そんなもん優秀なブレーンを集めればなんとでもなる。安倍さんだって首相が務まったくらいだもの。ってのはまあ冗談だが。

――とここまでほんの前振りのつもりで書いていたのが精神疲労いちじるしいので一時停止。

ペニーには悪いクセがついている。庭に放してボール追いをさせると、途中でプイッと姿を消し、家の裏へとことこ駆けていってしまうことが多い。以前はそういうとき、「待て!」でぴたりと止まったものだが、最近はねえ😅

一定量の運動をさせたい1号としてはボール追いをしっかりやってもらいたい。逆に、目の届かないところでヘビにでも襲われたらタイヘンと1号のほうが駆け回る始末で、これは気温35℃のラオスではちょいきつい。

イヌの権利と飼い主の問題意識がぴったり寄り添うことはなかなかありましぇん。

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