Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

テロ情報にびびる

きのう、ダルビッシュ投手が日米通算200勝まであと2勝と迫った。

37歳、すごいね。もっともっと活躍してほしい!

というニュース映像からスタジオにもどると、中山果奈アナウンサーがこんな顔してました。

なんやダル推しやったんかと全国の視聴者がにっこりしたかも。中山アナ、すごく頭のよい方で、そのぶんシャープな顔立ちが印象に残りがちだが、意外な?一面を垣間見ることができて面白かった。

面白がっていられないのが在ラオスの韓国人だ。

最近、日本大使館から緊張感みなぎるメールが送られてきた。

5月2日、韓国外交部は、当地の在外公館を含む5つの韓国の在外公館(以下、注)を対象に、テロ警戒レベルを4段階中1番下の「関心」から上から2番目の「警戒」に2段階引き上げたと発表しています。

テロってなんやねん。やっぱり「北」? 

(注)在カンボジア大使館、在ラオス大使館、在ベトナム大使館、在ウラジオストク総領事館、在瀋陽総領事館)

これらはすべて社会主義国または旧社会主義国。北朝鮮が大使館など公館を置いている「おともだち国家」だ。

大使館があるってことはだ、交官パスポートを持ち、外交官特権に守られた北朝鮮工作員が容易に往来できるわけで、ここラオスにも日頃から北のネズミがちょろちょろと出入りしていると見て間違いないだろう。

で、北の工作員は何をやらかしそうなの?

韓国外交部の上記発表によると、今回の警戒レベル引上げは、北朝鮮が韓国の在外公館職員に対して危害を加える恐れがあるとの情報を韓国情報当局が入手したことに伴うものであるとのことです。

他国の外交官に危害を加えるなんてチンピラ暴力団の仕業。なんでこんなことをする(と信じられている)のか毎日新聞によれば、

近年、北朝鮮の在外公館職員や留学生、貿易関係者など、エリート層の脱北が相次いでいる。韓国の情報機関、国家情報院(国情院)によると、在外の北朝鮮国民を管理する北朝鮮当局職員は相次ぐ脱北について、中央政府に「外部の工作によるもの」と説明している。北朝鮮が「脱北を手助けした」として韓国職員に報復する恐れがあるという。

北朝鮮、エリート層の脱北者続出。国家崩壊も遠くない?

こうした非常事態は「外敵」のせいにするのに限る!というわけで、韓国を叩くことにしたのだろう。ちなみにビエンチャンの北朝鮮大使館と韓国大使館はクルマで3~4分ほど。

まさか北の大使館からバクダン背負ってのこのこ出かけていくようなことはないだろうが、韓国側では近所にならず者がいて気持ち悪いだろう。ちなみに北の大使館は中国大使館とロシア大使館にはさまれており、なかなか興味深いロケーションではある。

この件、日本人ものほほんとはしていられない。

在留邦人の皆様におかれましては、当面の間、不測の事態が生じ得ることを念頭に、標的となり得る施設にはできるだけ近づかないようにするなど、最新情報を確認しつつ、自らの安全確保に努めてください。

韓国大使館に用事のあるひとはあまりいないと思うが、ビエンチャンには韓国系レストランやホテル、スーパーが数多く、我が家から程近いスーパーは頻繁に利用している。しばらくは寄り付かないほうがいいだろう。迷惑なことだが、気の毒なのは韓国系のみなさんだ。うちはゆうべ、コリアン料理を出前してもらうことで、ささやかな貢献をしといたけど。

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