Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

ジモティ食堂デビュー

8月にビエンチャンに来てからというもの、地元のひとたちが利用するメシ屋に入ったことがなかった。消化器官がラオスの水に慣れて抵抗力がつくまでは冒険はしないと決めていたから。ただし妻は、職場の現地スタッフの「あそこは大丈夫(味と安全性において)」とのアドバイスに従って何軒かのジモティ食堂の門をくぐっており、今日はそのうちの一軒へ行ってきた。

屋根はあれども壁は三方のみという半露天の店舗に、寄せ集めのテーブルと椅子。テレビを観ながらダベる客。奥にあるのはカラオケ機材?夜ともなれば近隣のおっちゃんおばちゃんたちが自慢の喉を競うのか、酒も置いてある様子。ともあれ日曜の昼過ぎ、大衆食堂の弛緩した空気がたまらなく心地よく、ビール飲んでうとうとしたい気分が腹の底から湧きあがってくる。

食堂といったがここは麺の専門店で、メニューの写真で鶏肉や海鮮などの具を確認するだけで何を食わせようとしているのかはすぐにわかる。調理は店の一角の屋台みたいなスペースで行われ、最初は露店商から始まった店なのかと想像たくましくなり。

経営者のおばちゃんは、表情豊かなタイプではないが、やさしく穏やかに接客してくれる。

スープをかけてラーメンの完成。肉入りワンタンのほか豚・牛の肉片などが入った五目ラーメンを頼んでみたんだけど、まずスープが日本人の味覚にもぴったりきて美味。

麺は細く縮れており、歯ごたえぷりっぷり。個人的にたいへん評価高・・・

と思っていたら、ナニコレな具の発見に箸が止まる。

食べてみたらやっぱりレバーだった。臭みなく、淡白な味わいに安心。

五目ラーメン、メニューのなかでは高いほうなんだけど、わたしが頼んだ大盛りが5万5000キープ、妻のは4万5000キープ、合わせて10万キープは5ドルにしかならない。相変わらずの安さに感謝。ラーメンは日本料理店で食べる手もあるが、値段は2倍かそれ以上するだろうし、わたしらはこのおばちゃん食堂でふつうにしあわせになれます。

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