ペニーをキャビン同伴できなくなった経緯について。
いくつかの航空会社が候補にあがった。
A社:インキャビンOK、乗り換え1回。ずいぶん早いうちに座席が売り切れていた。
B社:インキャビンOK、乗り換え2回。ただしアメリカの航空会社(またはコードシェア便を飛ばす他国キャリア)でないため、運賃を政府が負担してくれず、6000ドル超の出費となる。これ以外にかかるペニーの経費が少なくとも3000ドル。
C社:インキャビン不可、乗り換え2回。運賃は政府負担。
インキャビン不可のC社は中東産油国のキャリア。お金持ち国とあってかシートなどの設備や食事の評価が高いだけでなく、ペットの扱いについても「空港ビルから機内までエアコン付きでちゃんと面倒見ます」なアピールをしており、そうした材料を加味しつつギリギリの判断でC社にした。9000ドルや1万ドルくらい出せよという方がおられるかもしれないが、我が家の家計は予期せぬアメリカ転勤のせいで数百万円を失った事情もあり、どこかに線を引いて判断せざるをえなかった。
今のところ旅程は、
フライト① 13時間
乗り継ぎ① 3時間(トイレサービスあり)
フライト② 7時間
乗り継ぎ ② 7時間(一旦入国)
フライト ③ 1時間
合計31時間だが、フライト①のチェックインは4時間前くらいまでに済ますのが安全で、そうした場合ペニーの預け時間は総計35時間。
このうち乗り継ぎ①では航空会社がトイレをさせてくれるといっているが、普段と違う環境はペニーにとって困難かも。
乗り継ぎ②では、いったん経由地に入国し荷物とペニーを受け取るので、空港まわりでなんとか済ませたい。
こうなったらもう流れに身を任せるしかないわけだが、少しでもリスクを減らすため、ペニーにはエアタグを装着してもらった。
引越し荷物と同様、居場所はちゃんと監視してるからね!だいじょぶだよ!
そんなわけでアメリカ生活がカウントダウンに入ったペニーさん。次の場所は通り沿いに花なんて咲いてなさそうだし、グーグルマップで見ると未舗装道路の水溜まりだらけ、そもそも野犬のリスクを考えたら散歩が難しい国なので、生活はがらりと変わるだろう。
こう書いてきて、ようやくのことわたし自身「リアルに引っ越すんやな・・・」という気分になってきた。出発まで数日。アメリカでしか食えない脂こってこてバーガーでも食っとくかな。
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