Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

いやその歯じゃねえし

去年の暮れにボルトをぶちこんだインプラント治療。あれから数ヶ月がたちボルトが骨としっかり癒着したところで、ボルトに歯を着せて完成となる。本日うきうき気分で歯医者までクルマを走らせ、とりゃあああと叫びながら診療台に飛び乗った(それはウソやな)ところ、とんでもない事実が発覚した。今回入れる歯は、奥から二番目のやつなんだけど、用意されていた歯は一番奥のやつだった。

箱から歯を取り出した先生もしばらくポカーン。いったい何が起きたのでしょう。もしかして技工士に歯型のデータを間違えて送った?急いでメールを確認したところ、正しいやつが送られており、技工士さんの側に何らかの混乱があったとしか思えない。

いずれにしても仕切り直すしかなく、念のため歯型をもう一度スキャンして会はお開きに。これで治療は2週間のびてしまったわけだが、アメリカだから腹は立たない。むしろ引越し直前どたんばプロジェクトでなくてよかったわ~と胸を撫でおろしながら両手ハンドル運転で帰宅した。

そうなんだよ、ブリュッセル暮らしを中断してアメリカに戻ったせいで我が家の家計は数百万円の損害をこうむったが、すべてが悪いことばかりじゃなく、こうしてじっくり治療することができる。国破れて山河人間至るところ青山ありってか。

いやだけど今回、歯の作り直し費用は誰が負担するのか。歯科医師が払う?技工士がタダ働き?ミスの原因がはっきりしないと落としどころが見つからないよね。ケンカしないで終わってくれると嬉しいんだけど。

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