Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

もう痛くない?!コロナ検査

コロナの陰性証明書を取ってきた。

これを携えてわたしたちが日本に着いてから数日後には「出発72時間以内のコロナ陰性証明」が撤廃されることになっており、今回発行してもらった証明書はすでに化石のように荘重な存在感を放っている。

この化石の費用はふたりぶんで390ドル。出発をほんの数日ずらすだけで省ける出費だから、できるならそうしたかったが、浮世の暮らしはままならない。

ところで海外旅行とは無関係に、普通に日本で暮らしていてもコロナ検査をする場合があると思うが、そうなったときのための参考情報をぶちかますので耳をかっぽじって読みやがれ。

コロナ検査もいまどき、鼻に綿棒を突っ込まれ過ぎて痛みが脳天を突き抜ける体験はすでに過去のものとなっていることをご存じだろうか。

あの苦痛に満ちた採取法は、コロナ騒動の初期、ウィルスは鼻の奥の鼻咽頭にいるという認識のもとで行われた。

あの痛みはハンパなかったよね。妻なんか3日経っても痛い痛いと。それだけじゃなくこの方法には鼻咽頭の粘膜損傷という弊害があり、深刻な事態になることもあるらしい。

幸いにして現在では、もっと出口に近い鼻腔にもウィルスがいることがわかってきて、その正確な位置を知る訓練を受けたひとであれば信頼に足る採取が可能になった。

じっさい今回わたしたちは、えっそんなに浅くていいの?!な箇所をちょちょっとぬぐっただけで終わった。逆にくすぐったかったけど(笑)

この鼻腔からの採取の有効性は日本政府にも認められており、厚労省が使用を奨励している検査証明書の書式には、以前にはなかった「鼻腔ぬぐい液」が追加されている(ただし鼻腔ぬぐい液の場合、検査法が「核酸増幅検査(PCRなど)」でなければならない)

だからといってあなたが検査を受けるとき鼻咽頭に突っ込まれないという保証はなく、検査所の方針や採取者のスキル次第で事情は変わる。

それこそ化石な情報だけど、今回検査をしてもらったのは在アメリカ日本大使館のサイトに紹介されていたクリニックのうちのひとつ The Washington Travel Clinic で、他所とくらべて料金が比較的安いうえ、20分で証明書がもらえるというメリットがあった(2022年8月時点)。

この証明書やワクチン接種証明書を「ファストトラック」に登録すると、その名のとおり日本への入国がスムーズにできるというので、やってみた。アップロードした証明書の審査が済むと、MySOS というアプリ画面が青色(最初は真っ赤)になり、レディツーゴーちゅうわけや。あ、証明書ゲンポンは忘れず持参な。

これを成田空港でドヤ顔で提示し、とっとと自由の身になってレンタカーで旅するぞおおお。

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