Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

幸運かみしめてみた

わがアパート、ぱっと見には悪くない。

互いにルールを守り、美しい環境と快適な暮らしを!

と住民を促すのはけっこうだが、その「グレード感」にアパートの設備が追いついてねえんだなこれが。

建物は西棟と東棟に分かれてるんだけど、うちじゃないほうの棟がこのところえらいゴタついている様子。

まずローディングデッキ(荷物搬出入口)のシャッターが故障したせいで、

①引越しのトラックが出入りできず、遠く離れた別棟のローディングデッキを使うことになった。荷物は手押しの台車で延々と運んでくる。

②ゴミ収集トラックが入って来れないので、ダストシュートは使用禁止。住民は別棟まで延々と・・・

この状態、先々週にわたしたちが入居してくる以前から続いているようで、もしかしたら1ヶ月とか?

この棟では最近になって「ダストシュートが詰まって悪臭ぷんぷん」という問題が起きていて(シャッター故障との関係は不明)、月に何千ドル払ってゴミ臭い暮らしエキサイティングすぎってとこに今度は廊下のエアコンが故障して気温だだ上がりというおまけがついちゃった。

さらには昨日、住民のオンライン掲示板に「うちは電気料金が急に上がって先月の倍になってるんだけど、何かがおかしいよ」という書き込みと、それに賛同する声が寄せられた。設備トラブルが原因で電気が漏れてるみたいなことだったら誰が責任とってくれるのかね。わが家はそのうち送られてくる最初の請求書が待ち遠しいわけだが、とりあえず現時点ではトラブル続出じゃないほうの棟でぎりぎりラッキーやったなあと。

もうひとつラッキーの甘味を噛みしめたのは、クルマのこと。

今乗っているレンタカーはフォルクスワーゲンのティグアンというクルマなんだけど、これの出来があまりにも悪すぎてハンドルを握るたび大笑いしている。

エンジンがトラックかと思うほどガラガラいってうるさい

②アクセルとブレーキのペダルをどんなにそっと踏み込んでもガクッとなる

燃費よくない

実はティグアン、ベルギーでクルマを買うとき候補のひとつにしていた。最新の安全装置てんこもりにもかかわらずお値段安めなのがアピールポイントだったが、街で実物を見かけた妻が「内装が安っぽくて営業車みたい」と不興を表明。それ以前にわたし自身このクルマにわくわく要素を感じなかったうえ、2015年の排ガス不正事件を個人的にはまだ許しておらず、同社の製品を買う気にならなかった。

エーギョーシャぽい?ティグアンの内装

結局手に入れたトヨタRA4の上質な乗り心地にわたしは驚かされたわけだが、今回はRAV4のライバルとされるティグアンの作りの悪さに驚かされることになった。ティグアンの設計が2年古いことと、レンタカーとしてのある程度の劣化を差し引いたとしても弁護しきれない格差がある。

両車はアメリカでは同価格帯で売られていて、街中でティグアンを目にすることが多いんだけど、そのたび「あわわわRAV4にしときゃよかったのにぃ😲」と同情ウェーブを送るわたしは大きなお世話野郎。

ちなみに日本での価格は、

RAV4  270~410万円

ティグアン 420~700万円

って感じらしく、ティグアンは完全に高級車。ガイシャ信仰の強い国のこと、ベンツビーエムは無理だけどワーゲン買う層が存在するわけだが、そもそもドイツ車はよく壊れて修理費が割高なこともあり、経済的な価値観だけでいえば選ぶ理由なし。

日本にはまだまだ世界に誇れる工業製品があり、異国の地で優れた日本車を手に入れられたこと、そして今んとこトラブルのない棟に暮らしている幸運を噛みしめつつ2022年8月を生きてみたいと思う。

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