朝、ペニーのう〇ちに異変が見られた。かなり柔らかいうえに粘液が多く、赤いものも混ざっている。
わたしたちはロンドンに用事があり、ペニーをペットホテルに預けていく(イギリスはペットの入国規制が厳格)つもりだったが、これでは置いていけない。引き続き様子を見ることになった。
朝の散歩では、普段にはない急ぎ方でう〇ちをしたがったので、軟便ゆえに我慢しにくいのかと考え、散歩の回数を増やした。
こうした便の異常、わんこにはよくあるらしく、見たところ悪化はしておらず、食欲・元気さともに問題ないので、病院に駆け込むかどうかはあと一日様子を見てからか。
念のためおやつは停止し、ドッグフードのみ提供。水ボウルは、雑菌繁殖のリスクを最小限におさえるため、3~4時間ごとに洗う。
そうこうするうちに妻はひとりでロンドンへ発っていった。
現在の悲惨な状況を打開するための材料がなんとか得られないか、さぐることが目的。
でもイギリスさんありがとね、ブレグジットしてくれたおかげでブリュッセル駅には出国手続きの長蛇の列が。
ベルギーの公共交通機関では今でも皆がマスク着用だが、イギリスではすでにマスクをふくむ行動規制がほぼ撤廃されているせいか、ロンドン行き列車にマスク姿なんてほとんどいなかったらしい。
そんな列車に妻がドキドキしながら乗っているあいだ、家ではペニーがちょっと変な感じに。
玄関方面から「きゅううん」というか細い声がするので行ってみたら・・・
こういう行動をこれまで見たことがない。
さっき出ていった妻のことを心配してる?
それだったらいいんだけど、もしかしてやっぱりう〇ちの我慢がつらい?
急いで連れ出してみたら、少量ながらすぐに済ませるところを見ると、やっぱりつらいのかもしれない。
そう思いながら帰宅すると、ペニーは珍しくソファによじ登り、ふだん妻が座っているあたりで丸くなった。
やっぱり心配してるのかなあ。俺も心配だよ。ふたりで一緒に待ってようね。
そうこうするうちに列車はロンドン着。
2時間ちょいで着くんだから、トンネルの効果はすごい。その利便性を最大限にいかす道を捨てたブリタニアの民にいつの日か再び栄光あらんことを!
イギリス時間の午後7時、妻は駅近くにホテルをとり、あとは寝るだけ。
いやその前に駅メシ。
黄色いうどんに、本物の天ぷらを一度も食ったことのないやつが揚げたにちがいない天ぷらもどき、それにお茶をつけて14ポンド(2200円)。パサパサのサンドイッチとかより少しは救われるかなみたいな。
このようにして過ぎた一日。
明日、妻はどんな材料を手にすることができる?
ペニーの体調は?
世界が息をのんで見守っている。
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