Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまブリュッセル(ベルギー)

銀行残酷ものがたり

ベルギーというのは一癖ある国家のようで、国民を細かく縛ってくるところが日本に似ているかもしれない。

世界的にみれば異様なまでに厳格な日本の戸籍制度ほどではないが、ベルギーにはわりと細かい住民登録制度があり、ある住所に転入転出するひとたちが登録を怠っていると、警察官がやってきて「この家には18人も住んでいることになっているが実態はどうなんだ」てな具合にお調べが入るという。

もうひとつ、ベルギーの銀行口座を持っていなければケーブルテレビの契約もできないなど経済活動がしにくく、クレジットカードや電子マネーの時代にどんなシーラカンスかと驚いたのだが、この銀行必須な仕組みというのは、上記の住民登録制度と相まって、どこの誰がお金をどう動かしているのかをがっちり管理できるのだろう。

ずっしりとした「政府の重さ」を感じさせる。

 

そんなわけでわたしたちも口座を開いたのだが、そのためには発行に8週間かかる身分証明書やら妻の職場からのレターやらが必要で、けっこう煩雑な手続きになった。

選んだのはKBCという銀行で、他とくらべてどこがスゴイとかいうのはないが、たいていのATMで細かい紙幣を選択できるというメリットがある。

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ところがこの銀行、他行の口座開設がオンラインでできるのに対して店舗に出向く必要があり、コロナのこともあり気が重かった。

そのうえ事前に調べたら「いつでもご来店ください」という話だったのに、実際に行ってみたら予約なしには口座開設できないと言いやがり、窓口たいして混んでないんだからなんとかしてくれればいいものを、旧ソ連のデパートの売り子かいと思うほど冷たく官僚的(←妻ゴメン)な態度で撥ねつけてくる。

しかたがないので予約をとって出直した。

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アメリカの社会保障番号SSNまで出せとか細かく要求され(←これは米国政府のマネロン対策への協力だと思われ)、書類にサインして手続きが終わった。

で、口座はいつ開かれるんですか?

そう尋ねたところ意外な答えが。書類を本店に送って審査するので1週間かそれ以上かかるという。

出たぁ社会主義国的お役所仕事。

えっと、書類は電子ファイルで送るとか・・・だったりします・・・?

いいえ、原本を郵送します。だから時間がかかるのです。

それぐらいわかるけどさ、社内の書類ですら原本主義で運用とか今どき世界でもベルギーと日本ぐらいじゃね?と言いたいのをもちろん飲み込んで、笑顔で退出してきましたとも。

ちなみに開設準備が整ったところでもう一度出向く必要がある。

 

もやもやしてばっかりだと健康によくないので、伸び放題だった髪を切った。

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無駄なおふざけ写真になってしまったが、切ったのはもちろん妻。

アメリカで開業して以来3回目の散髪は「忘れちゃった、ちゃんと切れないヨ・・・」なつぶやきの連続ながら、みごとなものだった。

ありがとね。

おかげで男っぷり爆上げ、街を歩けば淑女方から声かかりまくりマチガイいなし。

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