社会人になってから始めてエアコンのない家に住むことになった。
気温はそこそこ高く、窓から風を入れずには過ごせない。
それと天井のファン。欧米の古い建物(またはそういうテイストで建てられたもの)にはシーリングファンがついていることが多く、そんなもの単なる飾りだと思っていたのが、今ここへ来てしっかり使っている。
あの程度であっても空気さえかき回してくれれば涼しいのだからたいしたものだ。
それだけではなく、暑さが苦手なわたしが今のところケロリとしていられるのは、湿度が低いからだろう。
旅行や出張でヨーロッパへ来ても、ホテルやオフィスにはまずエアコンがあるから気づかずにいたが、空気さえ乾いてさえいれば日本の気温マイナス5度くらいの感じでいられる。
ああ~
こんな快適な土地に住んじゃって(冬の寒さはさして苦にならない)、もうヨーロッパ以外には行けないからだになっちゃったらどうしよう。
快適といえば、散歩帰りのペニーの足洗いが楽になった。
玄関すぐのところに簡易なシャワーがあり、ここでちゃちゃっと済ませることができる。
アメリカではシャワーヘッドが壁から突き出している固定式が一般的だったから、ペニーには使えず、小さなバットにぬるま湯を溜めてから出かけるといった段取りが必要だった。
今回のシャワールームは、浴槽とちがって奴隷が腰を深く折って作業する必要もなく、えらい楽なんだよね~
って人間どもの都合の話になってしまったが、効率よく済ませられるぶんペニーの負担も軽いはずってことで。
きのう船便の家財が運び込まれ、あのときの写真が別のおうちに見えるくらい散らかった状態で今朝を迎えた。
ふたりとも先週来のクタビレのせいでゾンビ状態で目覚めたので、がんばって少しだけ出かけてパンを買ってきた。
レシートをもらわなかったので品名がわからないが、アーモンドだのチョコだのを使って技を凝らしている。
そりゃもうバターと砂糖、すごいけど。
こんなもん日常的に食ってたら2年後に生きてベルギーを出られるかどうかすらわからないが、引越しで体力消耗したんだからと言い訳しつつ。
合計4個でいくらだったかというと・・・
だいたい9ユーロ(1170円)でありました。
日本ではこういうものを食べることがほとんどなかったのでわからないんだが、値段は似たようなもんなのかね。
天気の話にもどると、ブリュッセルの6月は1年でもっとも湿度が低くて過ごしやすいのだとか。
そうやったんか、今のうちやんかあ!
7~8月、不快指数が拙者の許容範囲を超えずに済むかどうかが注目されます。
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