Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

どうなったペニー

ペニーが預かり主さんの家で過ごした最初の晩のことが気になっていた。

引き渡した時点では預かり主さんに ガルルル していた彼女がトラブルを起こしてはいないか。

むこうの飼い犬のグレースちゃんとはうまくやっているか。お見合いのときわたしたちが見た限りではグレースはのんびり屋さんに思われたが、実は縄張り意識が強い子だったりすると、新参者にとっては辛いことが多くなる。

心配な一夜が過ぎ、空港にたどり着いたところで預かり主さんから連絡があった。

「すべてうまく行ってるよ。ゆうべケージを開けたらペニーはすぐに出てきて、ごはんを平らげた。わんこたちはお互いの様子をさぐり合ってる感じかな。ふたりとも相手のオモチャが気に入っているみたいだよ。」

たったこれだけのことだったが、先方に迷惑をかけず、ペニー自身が平静を保っている様子が伝わってきて、涙が出るほど有難かった。

 

それから飛行機に乗り、妻もわたしも少なくとも1回ずつペニーの夢を見てから東京に着き、コロナ検査をパスしてようやくほっと一息ついたところで、ふたたびペニー情報に飢えていた。

預かり主さんから2度目のリポート。

「順調だよ。ペニーはすごく長い散歩のあと、くたびれてぶっ倒れている。グレースとの関係は落ち着いたと思う。それと彼女は私に向かって唸らなくなっただけじゃなく、さっきはカウチに上ってきて私にくっつきたがっていた。慣れてきたね。オモチャの取り合いは相変わらず。」

添付されてきた短い映像に、涙腺をやられた。

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気温3度。ペニーに持たせたジャケットがよく似合ってるってのは親ばかだけど、冬に向けて追加のやつを送ってあげなくちゃ。

 

コロナで世界のすべてがひどいことになっているが、わたしたちのちっぽけな宇宙でペニーに限って考えるならば、わんこ博士かというほどイヌにくわしい預かり主さんが、100%リモートワーク環境でしっかり面倒を見てくれ、しかも遊び相手つきというのは僥倖そのもの。

3ヶ月後に迎えに行ったらペニーが悲しそうな顔するんじゃないかってのが目下の最大の心配。いやマジで。

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