バンコクのザ・東南アジアな風景のなかを、タクシーが駆け抜ける。
やがて到着したのは人間ドック会場と書けばどんなとこやい?!と思われるかもしれないが、ぴっかぴかの病院やでー。日本語対応もあるでー。受付には「インターナショナルデスク」のみならず、中国やバングラデシュの富裕層むけの「中国デスク」「バングラデスク」もあり、さながら世界地図。タイの医療ツーリズムはすごいね。
着替え室には満足したね。日本によくあるロッカールームで裸を見せ合うのとは違い、個室が用意されている。
逆に、日本の人間ドックに外国人さんが来たら驚くだろうなあ。刑務所かと。
スタッフは英語のほかいろんな言葉を話すひとがいて、これも日本ではなかなか難しいんじゃないか。
検査はお定まりのメニューに加えて、
トレッドミルの上り坂を延々と歩く運動負荷テスト、
血圧測定のベルトみたいなのを両手両足に巻き付けて締め上げる血流量検査、
動脈硬化の兆候をチェックする頸動脈超音波検査など盛りだくさんで、わたしはこれらが初体験。
あ、と思った?
65歳以上にオススメされるお年寄りメニューだったんだよね。
これだけやって590ドルは、たしかに割安だと思う。
以前は毎年のように日本でやっていた人間ドック、コロナで調子が狂ってからしばらく間が空いていたのを、バンコクで復活させた。そうしたのは、ラオス暮らしの延長について考えているから。
予定では3年のところ、希望すれば1年延長することができる。生活条件や日本への距離を考えるとビエンチャンは悪くない。一方で次の転勤先について調べると、アフリカをふくむ条件のキビシイところばかりが浮上。だったら延長でどうかと。
延長のデメリットはある。たとえば新たに着任してくるボスが大馬鹿ヤローだったら後悔するじゃん?医療レベルの低いラオスで60代の終盤にさしかかるのもリスクじゃね?そこで判断材料のひとつとして、現在のふたりの健康状態を確かめておくべえとなって、バンコクへ来たのである。
結果は・・・
当日のうちに大半が出揃ったが、重要なやつの結果待ちなので、機会をあらためて。とりあえず一点、拙者コレステロール値が思いのほかよかったのを見て調子に乗り、こてこてラーメンに手を出したことを告白しておく。
偉大なるリバウンドの序章。
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