Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

続・どうしてこんなズルを・・・

夫婦ふたり分の料金しか払っていないのに、子連れで泊まろうとしたゲストの件。

2歳以下の乳幼児は無料だが、それ以上は子供であっても1名分の料金が発生するのが airbnb の決まり(ホストは料金を変更できるが、世界中だいたいこうなっている)。

だが、うちのような無人チェックインの施設には、人数をごまかして泊まろうとするヤカラが時々現れる。

今回は、事前に布団の数を確認したところ、2名の予約にもかかわらず「3セット」といってきて、いわば3名宿泊であることを白状したかたちなのだから、どこかの時点で予約を修正してくる(airbnb では2クリックで済ませられる)と思っていた。こちらからそれを要求するのではなく、ゲストの自発的な行動を期待していた。

ところが今回は、現地に到着してタブレットでのチェックインを済ませ、夜になってもゲストからの修正の申し出はなかった。2泊の予定であり、チェックアウトまでに修正してくれれば間に合うので、それに期待してわたしは黙っていた。

2日目になっても連絡がなかったので、仕方なく動いた。防犯カメラに子供が映っていること、法律により宿泊者全員の情報を残す必要があること、また、予約した人数を超える宿泊があった場合には airbnb に違反行為として記録されることをゲストに伝えた。

ただし、この勧告をゲストが無視して、「2名」のまま居座られると、こちらはしかるべき手続きをせざるをえず、その場合、逆切れしたゲストが報復的な悪レビューを書いてくるリスクがある。

レビューは、とくに開業したての施設にとっては影響が大きい。うちのようにまだ数件のレビューしか集まっていないところへ ★☆☆☆☆ みたいな評価をされちゃうと、平均点がだだ下がりとなり、回復までに長い時間がかかる。施設のレビューは airbnb の顧客にとって重要な判断要素だから、報復的な悪評価は大きな営業損失につながる。

そういうわけで今回、本来であればゲスト本人が予約変更の手続きをすべきところ、わたしの側から手続きをした。といっても人数を3名に変更するだけで、料金の加算はしなかった。子供がカウントされていなかったことは「おそらくあなたの誤解によるものと考えられるので」追加料金は請求しないと伝えた。

もちろん誤解によるものだろうかナンダロガ人数ぶんの料金をいただくことは当然の権利だが、今回はにっこり笑って恩を着せることにより、報復的レビューの回避を最優先した。だがというか、ゲストから「ルールに従って追加料金を支払う」といった申し出はなかった。

ここで、いささかショッキングな情報。

このゲストについてググったところ、法律関係の専門職として、人間のあらゆる行為をルールの範囲内に収めることを長年の仕事としてきたらしい。

また、ご本人のプロフィールには、自分が旅行者を泊める側の airbnb ホストでもあると書いてある。

タイトルを「どうしてこんなズルを・・・」とした理由はここにあるといってもいい。

最後に目の保養。

お祭の日にようやく間に合ってくれたソメイヨシノ。

うちのすぐ向かいの敷地に生えているやつです。

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