飼い主がふらふらとルアンプラバンへ旅するあいだ、ペニーはいつものビエンチャン・ドッグパラダイスへ行くことになっていたんだが、直前になって妻の同僚さんから預かりのご提案があり、お願いすることになった。
その家はイヌ好きで、現在は飼っていないが「そろそろまた・・・」と考えており、幼い子供たちにとっての予行演習を兼ねてペニーの預かりは大歓迎だという。
お言葉に甘えてペニーを連れて行った。初対面の瞬間こそ得意のガウガウが飛び出したが、オヤツで懐柔して落ち着かせると、家中を熱心にくんくんして回り、ソファに飛び乗ってちょこんと座り込むなど、良い子のペニーをやってくれて一安心。
ひとつだけくっだらねえことを言わせてくれ。小学生の娘さんがペニーにオヤツをあげるとき、床に投げるんだよ。
ちがうだろうそれわぁ〜
と反射的に思ってしまうんだな。相手がイヌだからって、同じ生き物なんだからもっと敬意をはらえよと。
むろん娘さんにイヌを邪険に扱う気持ちはない。それどころか最初はオヤツを手のひらに置いて食べさせようとしていてが、そのときペニーはまだガウガウ状態だったので、親御さんの安全上の配慮により床に落とすようにしただけのこと。それは5万パーセント正しい判断であり、そういう安全管理をしていただけるからこそ安心してお預けできるのだ。
ただね・・・
という気持ち、ワンコを溺愛するバカ親だったらわかっていただけるのではと思ったわけですよ。とくに床にころがったオヤツを必死になって追いかけるペニーの姿を見るにつけ。
ほんと病気だね、ここまでくると。
ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。