Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

引っ越さなくてヨカッタ?

総務担当のひとからメールがきて、職員住宅の大半が集中している区域で広範囲の断水が起きているという。幹線の水道管の補修工事をやっており、けっこう長引きそうだという。これがたとえば日本だったら「〇時ころまでに終了」となるところ、当地では所要時間なんてものを意識する習慣がないのだろう、首都の役所に問い合わせてもさっぱり先行き不明だという。

メールには、そういうわけだから皆さん節水に努めてくださいとあった。各戸には貯水槽が備えられているが、普段どおりにシャワーや洗濯などをしていると水が足りなくなるおそれがあるという。貯水槽ってあれのことか~

と思い出したのが台所の裏にあるこの設備。おそらく銀色のでかいのが貯水層で、バスタブ3杯ぶんくらいの容量がありそう。その右側にある小さいほうのタンクは水道水の殺菌装置だと思う。入居時に受けた説明で、水は殺菌するとき80℃くらいまで熱せられ、台所で蛇口を開けるとしばらく熱湯がほとばしるから注意してねといわれた。そして殺菌した水は口に入れても大丈夫だと。どんな水道やねん。

そんなわけでガイジンどものヤワな胃腸を守るための仕組みゆえ、でっかいタンクが必要になったのだと思うが、そのおかげで断水になってもけっこう持ちこたえられるわけだ。だがビエンチャンは小さな子供のいる赴任者が多く、今回のような場合はかなり保守的に水を使う必要があるだろう。

この断水のあった地域にわたしたちも住んでいた可能性がある。実は8月に入居した家に問題がいくつかあり、他の住宅に移ることを考えていた。だがいろいろ検討しているうち、わたしたちの地域は毒ヘビが比較的少なく、停電も少ない(起きても短い)ことがわかってきて、総合点では今んとこがベストかなとなった。そして今回の断水。うちのほうでも今後なにが起こるかわからんけど、とりあえずよかったわ~。

踊り場の日向ぼっこポイントにて

ペニーは元気です。今日は初めてひとりでお留守番。妻が帰宅するといつにない大興奮でヒャンヒャン吠えまわるので、うれしょんを警戒してすぐに庭に連れ出したところ、立派なお仕事をして、そのあと妻にぺったりくっついたりしながら上機嫌で過ごしているそうな。このふたりがいるビエンチャンに明日にでも帰りたい。

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