Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

やっぱり売ってました

これだから途上国は・・・とステレオタイプに思いかけた瞬間、思い出したのは日本のことだった。

ペニーの落とし物袋を買いにペットショップへ行った。

店内に入った瞬間目に飛び込んできたのは・・・

 

 

 

もうわかるよね?

 

 

 

子犬の生体販売。

ラオスの人気犬種なのか大半がポメラニアンで、6万2000円。コーギーは10万3000円。なおラオス人の平均月収は3万円。

わざわざいうまでもないことだが、生体販売が行われている国は民度が低いというのが世界の常識だ。ジャニーズ問題も恥ずかしいが、ペット問題についても日本は早急に状況を改善すべきだと思う。

ペット用品の生産国としては日本は大きな顔をしてもいいだろう。この店にはタイ・中国製品とともに日本のものが多く売られており、高くても売れているようだった。19万5000キープは1400円(日本では800円ほど)。

そこそこのお金を払えばラオスってなんでもあるんだねえと感心しそうになったが、この店はおそらくタイ人の経営だろう。店のひとのネバっこい感じだけでなく、イヌの販売価格はタイバーツで表示されていたことから、そのように想像できる。暴落が続くラオス通貨ではなく、バーツで受け取っておきたいのは商売人として当然。

ちょっと驚かされたのはアライグマ。

以前に日本でも飼育が流行ったが、ユーモラスで可愛らしい見かけとは裏腹に家庭で飼うのは難しく、捨てられるケースが続出。在来種の動物や農作物を食べながらどんどん繁殖していった。このため生態系を攪乱する侵略的外来生物に指定され、販売が禁止された。アライグマは寒冷な北米の原産。東南アジアで放したら死んでしまう可能性が高いが、それだったらいいって話じゃないよね。

この件といい子犬のショーケースといい、生体販売がほぼ禁止されているアメリカ(大半の地域で禁止されているが100%かどうかは知らない)から来ると、見ただけでストレスがたまる。できれば二度と行きたくないが、消耗品の買い足しのためだったらしょうがないか。

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