荷物のパックアウトは無事終了。人生で二十数回目の引越しは、足場の悪い現場でそれなりに準備できたと思っているし、引越し屋さんも頑張ってくれて、8時間で済ますことができた。梱包が異様に手厚い海外引っ越しとしては上出来。
4人の巨大な引越し屋さんがどすどすと歩き回る現場で、異彩を放っていたのがペニーさん。初対面の瞬間こそ多少吠えたものの、とくに制止するでもなくすぐに静かになり、じっと作業を眺めている。以前だったら抱き上げて安心させなければどうにもならなかったのに、どうしちゃったの今日はお利口さんだねえ?!
見物に飽きるとトコトコ歩き出し、身長190センチのおっちゃんの足もとをくんくんしたり、ベランダに出て悠々と日光浴したり。
ペニーの「知らないひと知らないわんこ恐怖症」は死ぬまで治らないのかと思っていたので、この変化は嬉しい。ストレスを感じずに暮らせるに越したことはないから。
喜ばしい変化に感動した1号2号、うっかり骨オヤツをあげてしまった。
減量のこともあり、こうした高カロリーなものはしばらくご無沙汰だったので、ペニーの食いつきぶりすごかった。これを片付けるまでの30分間、陣取ったクッションの上から1センチも動くことはなかった。
あらかたのものが運び出され、がらんと広くなった部屋。残っているのはアメリカ暮らし用のIKEA家具などで、これは週明けに倉庫業者が引き取りに来る。
ペニーを飛行機に載せる申し込みにようやくたどり着いた。だが航空会社からOKが出るまで48時間かかるそうで、情勢を知るため電話しても誰も出ず(航空会社が公表してる番号だぜ)本当に連れて行けるかどうかまったくわからない状況が続いている。
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