Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

嬉し涙出ますわ

週末に帯状疱疹の予防接種で七転八倒したばかりというのに、月曜朝から別の予防接種を受けに行ったわたしたちは真の勇者であると言いたいところだがそうではなく、タイムリミットが迫ってきたので仕方なく行ってきた。

2018年にダッカへ赴任する時にわたしたちが打たれた注射は以下のとおり。

1)麻疹・風疹・おたふく風邪の三種混合ワクチン

2)狂犬病

3)A・B型肝炎

4)日本脳炎

5)狂犬病(2回目)

6)ポリオ

7)三種混合ワクチン(2回目)

8)狂犬病(3回目)

9)A・B型肝炎(2回目)

10)日本脳炎(2回目)

合わせて10本の注射を打たれた(通院3回)わけだが、かなり痛いやつもあり、暗い気持ちで通ったものだ。

余談ながら予防接種は拒否できる。たとえば宗教上の理由によりどうしても打てないひとは、その旨を文書で提出し、赴任先での罹患リスク(病死をふくむ)はすべて自己責任と誓約すればいい。

残念なことにそうした強い信念を持ち合わせないわたしたちは素直に針を突き刺されるしかないわけだが、今回はいったい何本打つことになるのか事前にはわからず、すべては医務室に出頭してからということだった。

待ち受けていた医師に1本打たれました。

針はとても細かったが、見たところ3センチも突き刺しており、

ほ、骨じゃん?!

な勢いではあったが、妻もわたしもチクリとしただけで無事に済ますことができた。

それで次は・・・?

 

 

 

 

 

 

これで終わりでした。

日本脳炎だけがブースターが必要になっており、それ以外のは今でも有効、または次の赴任先では不要な予防接種だった。俗称イエローカードと呼ばれる記録帳に新たな一行が書き加えられ、わたしたちは放免された。

任地へ行ったら腸チフスの予防薬を飲まなきゃいけないが、注射はこれにて終了。嬉し涙が出るほどありがたい。

ちなみに日本脳炎の英語名 Japanese encephalitis は、病気の研究の先駆者が日本人だったせいで名付けられたと聞くが、世界の多くのひとびとからは日本発の風土病=日本ヤバイと思われているような気がして、ちょっと面白くない。

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