Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

怖れていたやつが

午前5時すぎ、からだじゅうの痛みで目が覚めた。とくに背中と首まわりの筋肉には無数の針で刺されるような痛みがあり、身動きできない。悪寒でからだが震え、うっすらとだが吐き気もある。だがこれは病気ではなく、12時間前に受けた予防接種の副反応だった。

帯状疱疹は、耐えがたい痛みが平気なひと以外は是非避けるべき病気で、皇后さまも長い間これに苦しまれた。日本でもアメリカでも50歳を過ぎたら予防接種することができ、このたびふたりして行ってきた。

日本では一般的でないと思うが、アメリカでは予防注射を薬局で受けることが多く、オンラインで予約すれば待ち時間もなく楽に済ませることができる。

楽じゃないかもしれないのは副反応で、最悪の場合まる一日を棒に振るほどの不調に陥ると聞いていたが、それなら止めとくわってほど帯状疱疹は甘くないので、心静かに注射してもらったわけさ。

コロナの予防接種を最初に受けたとき、妻に激烈な副反応が起きる一方で、わたしはそうでもなかったので、まったく根拠レスながら今回も大丈夫だろうぐらいに思っていたところ、いやもうガツンとやられてしまった。

グッドニュース:筋肉痛と発熱と吐き気はイブプロフェンの助けもあり、数時間のうちに沈静化した。

バッドニュース:帯状疱疹の予防接種は2~6か月の間に2回目を受ける必要あり。

今回の副反応は耐えがたいと思うほどの筋肉痛だったが、伝え聞くとろこの帯状疱疹の苦しみと比べれば屁のようなものだったと思う。この程度でジゴクの苦しみから逃れられるのであれば、お安いものだと思う。お勧めしておきたい。

ちなみに妻はわたしほど重症ではないが、そこそこやられていた。接種から24時間後にはほぼ回復し、熱々のピザをばりばり食べていた。

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