室内トイレに慣れてきたペニーさん、一日3回のおしっこのうち2回を室内でできるようになってきた。
1)お昼ごろ、室内トイレ → すぐに散歩してうんち
2)夕方、室内トイレ
3)夜、散歩
こうなってくると、わたしの長期出張中も妻が面倒を見やすく、悪天候などにより散歩できない場合でもペニーに大きな負担をかけずに済むだろう・・・
と喜んでいたら、ペニーの行動に重大なギワクが生じる出来事が。
最初、浴室の吸収シートの上をうろうろするペニーを監視カメラでチェックしていた。たいてい二度三度と浴室を出入りしたあとで用を足すので、ぼちぼち見守っていたところ、ペニーさん、カメラの外へぷいっと消えたまま戻ってこない。
トイレする気がなくなった場合はさっさと居間などへ帰ってくるのだが、このときはそれがちょっと遅れた。ほんの30秒ほどだったような気がするが、この「空白の30秒間」にわたしたちは振り回されることになる。
なんでかってえと、わたしたちのいるソファに向かってチャチャチャと駆けてきたペニーさん、軽やかに飛び乗ってくるなりクルリと体を丸めてリラックスモード。普段これをやるのは、トイレの直後だ。
「うわっ、やばっ!」
すでにどこかで済ませてしまったのに違いない。慌てて浴室に向かうが、吸収シートは真っ白なまま。
「場外乱闘したか?!」
浴室から寝室、廊下、玄関、納戸、仕事部屋、台所、居間すべてを隈なく見て回るが、どこにも痕跡なし。かといって諦めるわけにもいかないのは、床の消えない染みや臭いのせいで罰金とられたらかなわんし。だからふたりして家じゅうを3周4周してチェックしたんだけど、どうしても見つかない。
そうこうするうち、うんちのための散歩タイムになったので、ペニーさんを連れ出す。もちろんしっかりチェックしましたよ、おしっこの出方。「ちゃっ」と短いのを2回しただけで終わってしまい、わたしの心のなかでペニーさんの有罪が確定。だが、帰宅後室内をもう一周するが何も見つからず。
それから1時間後のことだった。ソファでまったりしていたペニーがそわそわと動き出し、トイレへ。まさかなぁ・・・と思っていたら、しっかりやってくれました。たっぷり1回分の量。なぜか散歩ですら出すのをためらい、ここまで遅らせてきたのだろう。
そんなわけでペニーの「空白の30秒間」は、単にそのへんをうろついていただけと結論づけ、捜査班は解散。疑って悪かった。なお、この件については尿路感染症などを疑うべきところでもあるが、あれ以降ペニーさんのトイレ行動はごく普通である。
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