Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

火災報知器御殿

民泊開業の準備を亀速で進めるなか、火災報知器の件でびっくらこかされた。

宿泊施設だから一般住宅よりはグレードの高い報知器をつけなきゃいけないんだけど、その数がうちの場合9台にのぼることが判明。

どんだけでかい御殿かって?単なる4LDKでございますよ。だから部屋ごとに設置しても合計4~5台と高をくくり、単価約1万5000だから7万円前後で済むわ~って思ってたのよ。

ところが消防署に平面図を見せながら相談するうち9個まで膨れ上がった。その理由はクロゼット。面積が2㎡以上のクロゼットや納戸には、部屋とは別に火災報知器をつけなきゃいけないと消防法がいっている(←あくまで宿泊施設の話な)。

そしてうちのクロゼットったら2.07㎡とか2.05㎡とかあって、ギリ報知器必要なんだよね。もしかしたら消防法の「2㎡しばり」って、日本全国たいていのクロゼットがひっかかる絶妙な設定なのかも。

てなこと言いながらもちゃんと必要数を設置しますよ。そうしないと消防署の立ち入り検査に合格しない=開業できないので。

今回まだしもラッキーだったのは、避難口誘導灯をつけずに済みそうなこと。

建物によってはこれの設置義務があるんだが、壁のなかに専用の100V電源を引っ張ってくる工事が必要で、設置には消防設備士という国家資格が必要。ってくらい本格的な仕事だから費用もそれなりで、最低でも15~25万円が相場といわれている。

これがなかっただけでもラッキーだと思いつつ、火災報知器ゴテンの準備をすることとしよう。ちなみにこの報知器は専門家に頼まずDIYで取り付けてもいいんだって。脚立の上で首を痛くする自分の姿が目に浮かぶ。

ちなみに開業費用は最低でも100万円ほどかかる見込み。単なる民泊になんでそんなにかかるのか。わたしはアホなのか。内訳についていずれご紹介できればと思っている。

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