玄関先に置いたミニツリーについての会話。
妻:(散歩から)お帰りー。
私:ただいまー。
妻:外のツリー、まだあった?
私:えっ・・・? あるよ。ちゃんと電球も光ってたよ。
妻:ああよかったー。
私:なんで?
妻:廊下に出したツリーはよく盗まれるんだって。
私:ええっ?
妻:アメリカだもの。
私:そりゃわかるけど、ここらはそんな地域じゃねえだろ。
妻:そうかしらねー、いろいろあったわよねー。てかハロウィンの飾りを盗まれたってひとがアパートのオンライン掲示板に書き込んでたよ。
私:・・・・・
妻:でもあたし思うのよ、こーんなちっぽけなツリーでもいいから欲しがるひとってどれだけ生活に困っているのかって。だから盗まれても「寄付できたからヨカッタ」って思えるかなー。
私:そ、そりゃわかるけどさ・・・
妻:盗られてほしくはないよ?
私:もちろん。でもまあ俺としちゃあドロボーはドロボーやな。許さんぞ(笑)
という会話から1週間がたち、ミニツリーはまだ無事でいる。仮にドロボーが現れたとしても、わが家は袋小路に位置しており退路がひとつしかなく、心理的なブレーキになっているかもしれない。
「許さん」とは言ったが、このチビツリーを喜んでくれる家族がどこかにいるのなら、それはそれでいいと思っている。盗品でクリスマスを祝ってどうするみたいな議論はひとまず置いておくとして。
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