Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

俺は「うつ」なのか?

クスリを山ほど買ってきた。

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すべて発症後かれこれ4か月になるテニス肘の治療薬。なるべく右腕に負担をかけぬよう気をつけてはいるが、利き腕だから避けられないこともあり、少しよくなっては痛みがぶり返してを続けてきた。

コロナのせいで二の足を踏んでいたホームドクターへ行って相談したところ、肘はちゃんと直さないと痛みが慢性化するかもよと脅され、炎症を抑える非ステロイド性消炎鎮痛剤(イブプロフェン)を処方された。

それを一日3錠服用するのだが、けっこう強いので5日間が限度。それでも痛みが取りきれなかったら弱いクスリに切り替えて最大15日間服用するという。

いずれも胃への負担が大きいので胃薬を併用することになり、本格的な病人みたいでちょっと気が重い。

以上の内服薬3種に加え、肘にぬりぬりするジェルも処方された。17ユーロ=2200円もするやつで、それならサロンパスではあかんのかい?と尋ねたくもなるが、指示どおり使ってみよう。

今回医者へ相談しに行った理由がもうひとつある。

からだが重くて動けなくなることが増え、何かとんでもない病気を抱えているんじゃないかと心臓がどきどきすることもある。このだるさは去年、秋が深まるにつれて悪化したもので、旅行のような楽しいときは気が張ってシャンとしている一方、家にいるとアカンのやね。

冬季うつ」という言葉があって、ベルギーなど高緯度地方の長くて暗い冬のせいで気が滅入り、うつ状態になるひとが珍しくないのだというが、わたしもそれかもしれない(冬季うつについての上記の記事は、ブリュッセルで開業している日本人の臨床心理士川瀬まりさんによるもの。心の問題などを日本語で相談したい方は連絡されてはいかがだろう)

・・・みたいなことを医者に話したところ、本当の健康状態は血液検査などをしないとわからないが、冬季うつの可能性おおいにあり!ということでビタミンDのサプリを処方された。

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ご存じのようにビタミンDは、

1)骨を丈夫にする働きのほか、免疫への関与が知られるようになっている。

2)体内でも合成されているが、日照時間の減少につれて量が減ることから、冬季うつと関係ありと考えられている。

「ベルギー人もサプリ飲むのが普通なんだよ」とホームドクター。

サプリに加え、食品からのビタミン吸収を助けるクスリも併用しながら様子を見ることになった。

おクスリ代、83ユーロ(1万800円)。

ホームドクター診察料、40ユーロ(5200円)。

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