Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

長くない?ベルギー暮らし

快晴の土曜日とは打って変わって朝から雨の日曜日。

おまけにペニー用の傘が突風にあおられて壊れるというラフな天気。

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骨が折れてる

そんな日でも雨さえ上がれば好きなだけ観光できるのがブリュッセル住みのいいところ。

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人口110万の街だから巨大ではないが、わたしたちはまだほんの一部しか見ていない。コロナでなければ各種の展示や博物館に足を運ぶところ、なかなかそうもいかずっていう事情もあり。

それでもただ歩いているだけで、中世の遺跡がビル街にとつぜん現われたりして飽きることがない。

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俗世間のほうに目を転ずると、宝石屋のショーウィンドウをのぞくたび妻がセンスの良さを褒めたたえる。

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アメリカと比べてよほど洗練されているのだそうで、ここにいるうちに何かいいのが見つかればいいね。

というのは、彼女の婚約指輪は3年前アメリカからダッカに着任する旅の途中で失われた。うっかりスーツケースに入れてしまっていた指輪は、ワシントンDCの空港で抜き取られたもよう。レントゲンで金目のものを見つけては盗み取るTSA(アメリカ運輸保安局)職員の仕業と見て間違いないだろう。

ここにいるうちに代わりの指輪に出会うことができればいいね。一生もんだから値段のことはあまり考えないで。

ただしブリュッセルでの時間はそれほど長くない。来年春までの予定で来たものの、いろいろジジョーがあり、もしかしたら今春にも離れる可能性が出てきた。

だから一日一日を大切にせんといかん!

といって妻は市場に出かけるたび、未体験の食品を買い求めるようになった。

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うまそうに見えるといって買ったパテは、肉屋がフランス語しか話さないので詳細不明ながら、

「何日くらいもつの?」

「うーん、3日かな」

「冷蔵庫で3日ね?」

「でもその前に食べちゃうよ」

というおすすめの一品で、嘘じゃなくかなり美味しかった。火が通っていないので、たぶん牛肉。

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とかく浮世はままならぬことばかり。だけどブリュッセルをじっくりと味わうことができれば、たとえ1年で離れることになっても後悔は少ないだろう。

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