メシ代がいくらかかるかなんてしょうもないネタだが、我が家の生活記録なので堂々と鬼才記載。
Parvis Saint-Gilles という地下鉄駅は広場に面しており、そこはレストランが軒を連ねて営業している。
この地区は労働者階級の街で、移民が多いから、楽しめる味の範囲が広い。
午後7時半過ぎ、レバノン料理屋の椅子に落ち着く。
妻はアメリカで一番エライひとがブリュッセルを去って(プーちゃんとかいうロシア人に合うためジュネーブに向かった)肩の荷を下ろすことができ、すこぶるご機嫌よろしく。
ただしうっかりアルコールを摂取すると片頭痛が出ることがあるため、ウィークデーはソフトドリンクのみ。
えらいすんませんねぇわたしは Jambe Bois という地ビールをお試し(市価2.75ユーロのところレストランで3.50ユーロは良心的かと)。
料理はメゼ(小皿料理)の盛り合わせ2人前で、内容はシェフにおまかせという気楽なオーダー。
前菜が来た。
薄いピタパンにはさむなどして食べると美味しい。
ベルギーへ来て二度目の外食。最初は世界遺産の街ルーベンでパスタを掻き込んだだけだったが、今回はゆったりしていてなんだか愉快。
そして数種類の肉料理を積み上げたメイン。
それぞれが優しい味付けで、どちらかといえば日本人向け。心ゆくまで楽しむことができた。
Menu 2 personnes(おふたりさまメニュー)
Plateau de mezze et grillades mixte(ミックスグリルの大皿メゼ)
35ユーロ。
これに飲み物を足して41ユーロ+チップは日本円で6000円ほどになる。
ヨーロッパの都会は、下町だからといって安いわけではないね。
ちなみに Ton Tapas Mon Meze(あなたのタパス、わたしのメゼ)というこの店、コロナのせいかもしれないがメニューを置いておらず、テーブル上のQRコードから読みに行くようになっていた。
そう。スマホがなけりゃメシも食えねえ時代。
一瞬でも気を抜いたら遠くに置いていかれ、昭和原人として骨格が展示されることになります。
気を引き締めて参りましょう。
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