Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

ペニーさん、怒涛の公共交通機関デビュー

車窓にかぶりつくペニー。

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アメリカでは自家用車にしか乗ったことのなかったペニーだが、ブリュッセルでクルマが手に入るのはまだまだ先のことだから、徒歩圏外へ出るためには公共交通機関のお世話になる。

ブリュッセルでは、バス・地下鉄・トラム共通の MOBIB というカードがたいへん便利。

運賃は一律2.10ユーロだが、10回分をまとめてチャージすると1回あたり1.50ユーロになってお得。カードの購入に5ドルかかるが、これは便利だ。

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これを使ってバスに乗ったのだが、ワンコ連れにとって何よりありがたいことに、同伴乗車することができた。

リードの使用は当然として、わたしたちが知るかぎりイヌにサイズ制限はない。

ただし、ひとりぶんの運賃を払う。抱いて乗れば無料。

そんなバスに15分ほど乗り、大きな公園へ来た。

Bois de la Cambre カンブルの森という、500×2000メートルほどの緑地。

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車道から入り込むといきなり鬱蒼とした木立になっており、ワイルドな気分になったペニーさん、さっそく用事を済ませる。

森のむこうは、広々とした原っぱだった。

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これくらい広くて人口密度が低いと、ペニーに棒投げ遊びを堪能してもらうことができて嬉しい。

ところでアメリカもそうだが、ヨーロッパの公園は樹木の丈が高い。

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こういうダイナミックが景色が好きで、日本の公園を思い出すたび、なんであのようにチンマリと剪定されているのか不思議に思う。

伸びすぎると折れたとき事故になって責任だれがとるんや?な発想でいじくるのか、盆栽の国だけあってチンマリさせることに情熱を燃やしてしまうのか。

役所はそういうことにお金を使うより・・・と余計なことを考える。

 

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ともあれペニーには長い長い散歩を楽しんでもらうことができた。

水鳥が目に入るたび大騒ぎするから従者は少々たいへんだが、そのうち慣れておとなしくなるだろう。

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帰りはトラム(路面電車)にしてみるべーかという話になり、ほど近いところにある停留所から乗車。

MOBIB カードで2回目の支払い。

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トラムはバスのように前後左右に揺れないので、わんこ連れとしては楽ちん。

くたびれ果てて眠ってくれれば手間がかからない。

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ただしこのトラム、途中から別方面へそれていってしまう路線のため、バスに乗り換える必要があった。

それではバスで3回目の支払いをしたのかといえば、カードを機械にかざして「ピッ」はしたが、料金はとられなかった。

MOBIB カードでの乗車は、1回「ピッ」してから60分以内は、バス・地下鉄・トラムを何度でも乗り換えることができる。

お得で便利なのやな。

そんなわけで公園への小旅行、ペニーにとっては怒涛の公共交通機関デビュー。

わたしたちにとっては、わんこと電車バス移動なんて日本だったらしっかりしたケースに入れないと不可能なことが、実に気軽にできて有難かった。

次はどこへ行こうかねー。

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