Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

急いで買え!な週末

画商に額縁を注文したあとに向かったのは、ダッカの銀座、グルシャンという繁華街。

銀座らしく砂地のうえでプロレスする子犬たちが迎えてくれた。 

 
 
 
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連れて帰っちゃおうかと思うくらいカワユイが、残り3週間を切ったダッカ暮らしではそれもままならない。

そんなことよりダッカなればこそ安く手に入るものをゲットしとかなくちゃいかん!

という至上命題を帯びたわれわれ、とあるショップへIN。

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骨董屋なんだが、なぜか楽器が多い。右側にあるユーフォニアムはブラスバンドでフルートを吹いていたわたしが密かにあこがれていた楽器。

中音域の柔らかな音が特徴で、メロディーを引き立たせる対旋律を伸びやかに歌ってくれたりする。

今回見つけたユーフォニアム、完動品だったら買ってもいいとつくづく思った。

下のラッパはコルネットといい、トランペットの仲間だがずっと柔らかな音を出す。

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トランペットほどのパンチはなく、大編成の楽団では活かされにくいが、小編成やソロ演奏で魅力は発揮するカワユイやつ。

だが目的は楽器ではなかった。

それじゃ時計とか? 

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MADE IN USA とあるが、どんな経路をたどってここまで来たのかねえ・・・

 

という歴史散策は楽しいんだけど、今回の目的は骨董屋ではなく、その店内の一角で営業する淡水真珠屋さんだった。

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バングラデシュの国土は、ヒマラヤから流れ出す大河がつくった巨大な扇状地であり、川を利用した淡水真珠の生産が盛ん。この国の外貨稼ぎに貢献していることから、われわれガイジンどもは頑張って買い込まなくてはいかん。

この店はカウンター1個あるっきりのタバコ屋みたいな店で、知らないひとの目にはひたすらアヤシク見えてしまう。

だがここの店主、各国の大使館などで定期的に出張販売しており、そこでいい客筋を勝ち取っているらしい。

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バングラの淡水真珠は製法がまだ未熟なせいだろう、ミキモト真珠のような恐ろしいほどの真円度はなく、むしろちょっと不揃いのナチュラルさを楽しむ路線といえるが、素材の美しさとお求めやすさのバランスがリーズナブル。

価格例:

 120センチの中粒ネックレス 3000タカ(3600円)

 大粒の三連ネックレス 6000タカ(7200円)

お買い上げ品に同色の真珠ピアスをつけてくれるところが客の心をくすぐるらしいが、それを含んでの値段設定でしょ?と醒めた発言のわたくし。

妻は以前にこの店で、普段づかいを数本買っていたが、今回はパーティー用のをふくめてまた数本選んでいた。

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ルビーの粒がちらちら光って元気そう(6500タカ)

彼女は服飾品の買い物が楽しみではなく、むしろ男に生まれればこんな面倒しなくて済んだのにブツブツというタイプだが、こうしてお値打ちに一発で買いそろえることができ、少しばかりテンションが上がっているのを見ると、こちらとしても悪くない気分になる。

で奥様、次はどちらのお店へ?

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