Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

バ〇のくせに壁のぼりに挑戦してこなかったわけ

巣ごもりのせいで5%増量を達成してしまったわたしは、なんか運動せんばいかんとは思うとる。

ところが悲しいかな肉体的な制限がある。

見たところ五体はそろっているけれど、手首の故障をかかえているのだ。

 

高校2年生の体育の授業だった。

私は運動神経はたいしたことないが、なぜか鉄棒のときはひとつだけスゴイ技を繰り出していた。

なんとあの高さで倒立し、そこからぐるりと1回転する「大車輪」を決めてみせたのだ。

びっくり仰天した同級生から「昭和の内村航平」ともてはやされた(←時代考証的にオカシイぞ)わたしは、その日も満を持して大車輪を決めようとしたところ・・・

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こんなんとはちがって、脚が折れ曲がった無様なフォームやったが

鉄棒の両端を留めていたネジが飛んだ。

古くて錆びたネジがわたしの回転エネルギーを支えきれずに割れたのだろう。

鉄棒を握りしめたまま5メートルぐらい先まで飛んだ昭和のウチムラ。

詳しいことは覚えていないが、おそらく右手から着地したのだろう、手首に激しい痛みを感じて呼吸が止まるかと思った。

そのときの体育教師はアホで知られたやつで、床に転がって丸くなった私を見下ろしてヘラヘラするだけだったし、この件を授業中の事故として処理するようなこともなかった。

 

右手首を骨折していた。手首を構成する細かい骨がいくつかやられており、痛みがとれるまで1ヶ月以上かかったと思う。

そのあと完治したのかといえば、手首を反らせても直角まで曲がらない状態で固まってしまった。

日常生活の不便はないが、手首を折り曲げる運動が難しくなり、たとえばバック転などは夢のまた夢。あれ以来逆立ちすらしたことがない。

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両手を床につく瞬間、けっこうなインパクト

この手首の故障は今でも尾を引いており、たとえば手首を縦ヨコにひねるテニスは、できはするけれど痛みが出やすいキョーフ種目。

 

ところがわたしには妙な癖があって、バ〇は高いところへのぼりたがるというお釈迦さまだかナポレオンだかの格言どおり、壁や石垣を見るとよじ登りたくなる。

いまどきのスポーツでいうなら壁のぼり競技の「ボルダリング」なんて実に楽しそうやね。

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これが普及し始めたときからかなり気になっており、やってみたくてしょうがないのだが、手首のことがあって踏み切れずにいる。

もしもこれを始めたら、筋力がつくだけでなく、余分な肉を落とそうとがんばるようになるかもしれない。

手首については、まっすぐに引っ張る力はかかっても、横にひねる力はさほどでもないように思われ、ちょっと期待している。

とはいえコロナが収束するまでは壁のぼり施設へは行けないわけだが、自宅に壁をつくるという手はあるぞ。

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今は無理だが、ダッカの次の任地だったらできるかも。

とりあえず設計図引いてみよっかなー。

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