カッコよくない写真なんだけど、リアルな生活記録としてアップ。
やかんのハンドルの付け根が溶けている。ここにはもともと金属製の蓋がついていて、周囲のプラスチックが溶けたせいで脱落してしまった。
そうなった原因は、ガスコンロの炎が盛大に広がってしまうからだが、同時にこの仮住まいに入居してからの時間経過の表れともいえる。
コロナのインパクトは地球の隅々に及んでいる。
妻が恩師の社会学者とお茶して、興味深い話を聞いてきた。
そのひとの専門は国際政治だが、今はコロナによる世界の混乱がいつどのようにして収束していくのかを見通すことが重要な仕事のひとつになっている。
結論からいうと、世界の経済活動は来夏までにかなり正常化するだろうというのがセンセイの見立て。
現在コロナによる死亡率が世界的に低下しつつあり、来春ころから信頼性の高いワクチンの普及が期待できるから。
ほんとかよマジ期待しちゃうぜ、おれ来年には日本でひとつケーザイカツドー始めようと思ってるから景気回復熱烈歓迎なんだよねー。
「夏までにまずまず正常化」するのなら、東京オリンピックはギリギリセーフ?
大量の観客を国内に受け入れることはまだ難しいだろうが、選手団はなんとかなるだろう。
入国時のスクリーニングと、入国後の保護を的確にやれば、たとえ無観客であっても競技会としては成立するはず。
ただしこの国の選手団には気をつけろという記事をアメリカの経済紙「ウォールストリートジャーナル」が掲載した。
気をつけるべき国というのは、なんとアメリカ。
その理由はだいたいご想像の範囲内だと思うが、第一にアメリカは今のところ世界で最もコロナ感染が活発な国。
現在、各国が国境を少しずつ開いて外国人を受け入れ始めているが、「アメリカ人はお断り」という国が大半で、この傾向が来夏までに激変するとは思いにくい。
そんな国から世界最大級の選手団(大勢の役員・スタッフ含む Team USA)を受け入れたら何が起こるのかという話だ。
だったら人数を制限すればいいじゃん?と思ったあなた、そうもいかないオトナの事情てぇものがあるんでござんす。
IOC(国際オリンピック委員会)にとってアメリカは最大の収入源。テレビ三大ネットをはじめ、スポーツ専門チャンネルなどが高額な放映権料をどばどば払ってくれるから。
ところが、もしもアメリカ選手があんまり出ない大会なんてことになったらどうなるのか、わかるよな?
もちろんアメリカのオリンピック委員会はフルサイズでの出場を熱望しており、どんな厳しい条件を課されてもがんばります!といっている。
たとえば出発前2週間の隔離、日本入国後にまた隔離、選手村には入らず完全隔離された環境で大会終了まで過ごすみたいな。
そこまでされる選手がどうやったらトップコンディションを維持できるのか、一般人には想像もつかない。
出られないよかマシだよな?がんばれ!
としか言ってあげられない。
ここへきて東京五輪の開催についていろんな意見が出ているようだが、個人的には実現させてあげたいと思っている。
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