Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

いつのまにか変わっており

3月の開業以来はじめて現場へ来てみたら、いろんな発見があった。

たとえば、マグが耐熱ガラス製であることを知らせるプレートは、よく目立つよう棚の真ん中に置いた(下写真)のだが・・・

今回来てみたら左奥に移されており、まったく目立たない。ゲストはマグに熱い飲み物を入れても大丈夫かどうか気になるはずで、ええどうしよう... って迷う以前に耐熱ガラスであることをお知らせしておきたい。ストレスを感じないようにしてもらいたい。という理由により真ん中を定位置にするよう清掃スタッフに確認した。

ところでこのマグは、うっすらと赤く染まっていた。この日チェックアウトしたゲストが赤ワインを召し上がるのにお使いになっただろうことは、残されていた数本のボトルを見れば一目瞭然だった。たっくさん飲んで、めっちゃ楽しかった様子が窺えて、ホストとして嬉しかったけどね。

ただ、清掃スタッフさんは、うっすらピンク色に染まったマグを見逃していた。普通に洗浄した後、なんか変だなとは思ったが、そのまま棚にもどしてしまったという。赤ワインを飲んだことがなく、器に色素が残りやすいことをご存じなかった。生活体験の世代差みたいなものにも留意しながら運営していかにゃならんと肝に銘じた(色移りは漂白済み)。

寝室のブラインドも、使い方をご存じなかった。ブラインドは、朝日をブロックする目的であれば、羽をそういう向き(下写真)にしておく必要があるが、いつの間にか逆向きになっていた。

「こっち向きにしとかないと、朝日がスパスパ入ってくるのでね・・・」と解説して、使い方を覚えていただいた。本来であればオープン前に済ませておくべきことだが、なかなか理想的には運ばない。

細かい話だが、ソファのクッションの並びが色ものベージュが交互になる(下写真)のを基本セッティングとしていたが、そうなってはいなかった。

細かい話やなあって? そりゃそうだけど、なるべくセンスよくしときたいじゃん。お客さんは高い料金を払って来てくれるんだから。

見逃されていたものもあった。

地域の暮らしを記録した写真集。ゲストに閲覧を案内しているもので、今回も見ていただけたことは嬉しいが、仕舞い方がちょっと・・・(笑)

だが清掃スタッフさんはこれに気づいていなかった。開業から2ヶ月ちょっとで清掃作業の要領が身につき、余裕が生まれてきた様子なので、これからは「あらゆる異変」にもよく目配りしていただけるようお願いした。

なお、便宜上「清掃スタッフさん」といっているのは、敷地内で美容室を営んでいるご夫婦のこと。市内の清掃会社に雇われるかたちで、うちの物件の専属として活躍してもらっている。夏にむけて必要になる剪定など、いろんな作業で支えていただくことになる。

引き続きよろしくお願いしますねーと言ったら、ハイ!この家の番人として力を尽くします!と元気に応えてくれた。番人という言葉に、ご夫妻の強い気持ち、プライドといったようなものが込められているような気がした。

ありがとうございます。ほんと、よろしくお願いしますね。

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