Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

闇をさまよう妻

拙者、体がだるい日がけっこうありましての。健康診断の数字はいつも GOOD(EXCELLENT ではない)だし大きな病気もしたことなく、だるい原因がよくわからんのだが、ともかく朝から動く気がしないことが少なくない。もしもペニーのいない暮らしだったら歩くこともなく日光を浴びることもなく、青白いゾンビになっちゃいそう。

「お礼とかする?」

ワンコ愛好家あるあるTシャツに "A dog recued me" ってのがあり、そういうのをわたしも着用して練り歩くことがあるんだけど、まさにおっしゃるとおりです。

妻は泥沼にはまっている。転勤の手続き(人事+引越し+任地までの旅行)がフクザツカイキで、ボタンAをかけにいくと「それはまずBをかけてから」と言われ、Bへ行けばCと言われるんだけどCはどれだけ探しても見つからない的な。

野戦病院みたいな引越し現場にて

また、人事やら旅行やらの手続きはすべて別システムになっており、それらの一部分は連動しているが他は連動していないせいで、作業の流れがさっぱり理解できない。

そもそも各システムの出来が悪く、何かの時間を予約するとき「午前11時」を選ぶと「午後8時」で登録されたりする。いうまでもなく午後8時には役所は閉まっている。このオンラインシステムは雲古だ。

転勤の諸手続きなんて普通のまもとな組織だったら総務が仕切ってくれるよね。でもこの役所は職員がすべて自前でやり方を見つけ出さなくちゃならず、何十時間も百時間も費やすことになる。世界中で何千人かの職員が浪費する時間の総計やいかに。

闇のなかを右往左往する妻に、グッドニュースが来た。3月のカナダ出張で立て替えたホテル代など千数百ドルが返ってきた。仕事させるだけさせておいて立て替え金の返還はぐだぐだするのが常なので半分あきらめていたところだった。ひどい職場でしょ?

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