「TikTok で人気のハーフ美女」としてモデルやタレントとして活動している女性が、どこにもタトゥー入れてないの?という質問に、
ないわ。だって、高級車にステッカーなんて貼りたくないでしょ?
と答えてちょっとした話題になったという。
なるほどね。
タトゥーを入れる理由はひとそれぞれ、入れない理由もひとそれぞれというわけで。
わたし自身はタトゥーに気を惹かれたことは一度もない。身体髪膚これを父母に受く系の保守的な家庭に育ったせいもあるが、年を取ってヒサンな姿にはなりたくはないという損得勘定もある。
ところが最近、妻と話しているとき、
「こいつの名前だったら入れてもいいかな」
という思いが不意に湧きあがってきて、自分でも驚いた。
入れるといっても、せいぜい肩先あたりにちょこっとだが、自分的にはコペルニクス的転回。
どうしてそんなふうに思ったのか、よくわからない。
ひとつには、今後パートナーが変わる可能性ゼロと信じているからかも。
もうひとつは、歳を重ねたからこそ以前には思ってもみなかったことに挑戦したい気持ちがあるからか。
この件、一晩寝れば忘れてしまうだろうとも思ったが、そうはならず、今でも「ひとつのアイデア」として心のなかに浮遊している。
高級車にステッカーは貼らないという意見には笑顔で賛成。
だが、何千万円する高級車であってもクルマはしょせん工業製品であり、同じものが何台でも走っている。
一方で「自分という高級車」は唯一無二の存在であり、そのデザインにタトゥーが含まれていても不思議ではない・・・と考えることもできる。
実行するかどうかは別として、おいらもオトナになってきたなあと思う6月13日である。
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