最初は9月と思っていた転勤時期が少し前倒しになるようで、もしかして8月上旬?な空気も流れ始めたこのごろ、任地から一通のメールが来た。
どうやらこの家に住むことになるらしいんだが、なんか無駄に広くね?てか植民地の総督の屋敷みたいにエラそうで、生まれ育ちが平民な拙者には落ち着かない雰囲気。
というダイニングルームの隣がこっち。
応接間みたいなリビングみたいな。うちの49インチのテレビがちっちゃくて見えなくなるんじゃねって広さ。
どの窓の外にも緑が茂っている様子を見てお気づきかもしれないが、これ一戸建て。普通はえらいひとか子供の多い家庭にあてがわれるもので、うちなんてダッカでもブリュッセルでも集合住宅が当たり前だったんだが、たまーにこういうことがあるらしい。
ひとつには希望を尋ねられて「芝生の庭」を上位に上げておいたせいかもしれない。わたしがサッカーするためじゃないよ、途上国の例に漏れず野犬が多く、ペニーを安全に散歩させることが難しいから。そしたらこの家がたまたま空いていたのだろう。
ただ、庭が有難いこと以外、こんなでかい家は嬉しくなく、掃除がたいへんとしか思わない。ダッカのときのように家政婦さんを雇うことになるのだろうか。他人が家にいることに慣れていないわたしは居心地よくないんだけど、土地の「普通の料理」をつくってもらって楽しもうかなどとモーソー広がる引越し約4か月前の昼下がりである。
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