Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

少年時代のワクワク感

今うちで使っている家具・道具類はすべてがブリュッセルから来たわけではなく、アメリカの倉庫に預けておいたものが含まれている。赴任先に持って行っても使えないものーー官舎の備えつけ家具とダブるものや、電圧が違うもの(家じゅうに変圧器を置くわけにもいかんので)は、政府が借り上げる倉庫に置いてくれる。

今回はそのすべてを出してきて使っているのだが、さっそくスタンドライトがひとつ死んだ。

点いたと思ったら消え、ちょっと動かすとまた点いてという具合で、不便というよりは危険な状態?さわっているうち、明るさを変える調光器に接触不良が疑われた。分解してみたら案の定、調光器とコードの接点が千切れていた。引越しのたびコードを畳んだり引っ張ったりしているうち、よれよれになったのだろう。

さっそくはんだごてを発注。むかしむかし無線少年として鳴らした拙者、武士にとっての刀と同様はんだごてを腰に差し工具箱に備え、日々使っていたものでござるが、それから幾星霜、はんだごてなんて四十何年も触っていない。

はんだごては高熱で金属の接合剤(すずと鉛の合金)を溶かすもので、もたもたしていると熱に弱い電子回路を壊してしまうため、それなりの手際のよさが必要。拙者このたび正直に申し上げるとアブナかったが、なんとか為遂げることができた。

とはいえ久しぶりにはんだごてを操りながら、中学生のころ真空管やトランジスタを組んで無線機をつくったときのワクワク感がよみがえってきて楽しかった。昔は存在した「はんだごて一本で作れるラジオキット」みたいなの、アメリカで売ってないもんかね。ちょっとやってみたいね。

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