とりあえずブリュッセル脱出を果たしたものの、わたしたちはいつまでアメリカにいるのだろうか。
アメリカ暮らしが長引くのは経済的に歓迎できない。自宅を持たないわたしたちには転勤者用住宅があてがわれず、自前で借りる必要があり、それだと家計が赤字になるのだ。DCエリアの家賃は気が狂ったのかと思うほど高い。
ブリュッセル勤務を満了して次の任地に移るのだったらこういう悩みはなく、すべては悪魔のせいであるクソッ😡
それでも生活は続く。
スーツケースでは持ち切れなかった身の回り品や食料を買うため、近所の COSTCO へ。
1年以上ご無沙汰してると、いろいろ変わってて驚いた。
「青汁」大々的に売られており、ようやく日本から買ってこなくても済むと大喜びでご購入。
なんだか日本食品がグッと増えてる感じで・・・
アメリカ人が粉のお茶を買い、茶筅ぐるぐる回してズズッとすする姿を想像してしまう。コストコはアメリカの日本化を増進中?!
「婆ちゃんのバーベキューソース」はアメリカの製品だが、製造者のお婆ちゃんが日本人/日系で、昔からずっと作り続けていた味を再現したのだそう。
今回は買わなかった(転入者用の仮住まいのため荷物を増やしたくない)が、いずれ手に入れて食レポ敢行します。
以前のコストコでは目にした記憶のない高級食材アワビ、34ドル。
江戸時代、北海道産の干しアワビを北前船が大阪へ持ち帰り、そこから中国へ盛んに輸出されたってくらい中華料理に欠かせない食材だが、はてアメリカ人はどうやって食っているのか。
あくまで1年ご無沙汰の浦島効果でびっくりしているだけなので目くじら立てないでほしいんだけど、コストコも変わったなあと強く思った。
個人的にはお菓子のバリエーションの乏しさ(要するにアジアものがない)がコストコの欠点で、まあ許せるのはこういうやつだった。
小生浅学にしてドライスイカというのは見たことがなく、なんじゃじゃこらといいながら購入。
甘味過剰なことをのぞけばまあいける。
ところで今回、コストコ年会費60ドルの徴収があった。本日の為替レートでは約8200円なんだが、わたしの錆びついたアタマのなかには3000円という大昔の数字しかなくてビクーリしたよー。
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