東京オリンピックの開会式を観た。
このイベントに関わったひとたちは、コロナで内容が変わり、1年延期でまた変わり、やるのかやらないのかよくわからないまま時間がたち、やっとここまで来たと思ったら主要スタッフが相次ぐ不祥事で消え、開会式など止めてしまえコールすらわき上がるなか、本番1秒前まで準備に奔走したのにちがいなく、心身の労苦はなまなかのものではなかったはずだ。
いい内容だったと思う。ジェンダーや民族など多様性を尊重するメッセージはよく理解できたし(ベタかもしれないが、あれくらいやらなければ大衆の印象には残らない)、全体の演出トーンも無駄に賑やかではなくシックに抑えた感じが時勢によく馴染んでいたと思う。先進国らしかったともいうかな。
選手たちは、1年延期されても燃え尽きずベストを保つため血のにじむような努力をしてきたにちがいなく、そのうえ五輪開催について前向きな発言をすれば叩かれる恐怖のなかで沈黙を守り、あせりや弱音の持っていき場所もなく、練習にも不自由し、オリンピック史上もっともつらい思いをしてここまで来た集団だといっていいだろう。ひとりひとりを抱きしめてあげたい気持ちだ。
五輪開催については今でも議論があると思うが、始まってしまったのだから選手たちにとって最高の大会になればいいと思う。無観客では力も湧いてきにくいだろうから、テレビ観戦者はSNSでおおいに盛り上げてやるというのでどうだろう。声援はきっと届くと思う。
ブリュッセルに来て初めてのお好み焼き。
張り切ってキャベツを千切りにして・・・
とはいえ問題は豚バラちゅうもんがなかったこと。大きなスーパーだったけど。おまえらお好み焼きとか焼きそばとかせえへんのかと。
仕方がないのでヒレ肉?をスライス。
おいそこで笑ってんの誰だ。
たしかに奇妙だが、仕上がりはそれっぽくなったぞ。
脂が少ないからどうしたってバラのようにはならないが、まあヘルシーなお好み焼きだ。妻はおいしいと言ってたぞ。
あとはアメリカとちがって山芋が手に入りにくい(あるいは入らない?)情勢が残念。
こんな感じでどうにかやっている。
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