ジョンソンエンドジョンソンのワクチンは今後日本でも接種が始まるかもしれないので、副反応の体験についてここでまとめておく(アメリカでは2月末に承認。日本では現在治験が行われており、結果により承認の可能性あり)。
なお、副反応じたいは病気ではなく、体のシステムが病原体と戦い、免疫力を高めるための学習中であることを示すものなので、余計な心配は必要はない。
体質などにより強いアレルギー反応(アナフィラキシー)が起きた場合は医療処置が必要。
妻(40代後半)のケース
接種から3時間後、寒気を感じ始める。
6時間後、寒気が急に激しくなり、からだが震えだす。まもなく痙攣といっていいほど激しく震えるようになり、吐き気を訴える。体温39度台まで上昇。
頭痛あり(片頭痛持ちなので、ワクチンが原因かどうかわかりにくい)。
看護師から解熱剤が有効とアドバイスされ、イブプロフェン服用。
症状は徐々におさまり、接種の36時間後、ほぼ平熱にもどる。
オット(60代前半)のケース
接種の数時間後、肩・首などに筋肉痛あらわれ、次第に悪化。それが原因と思われる頭痛が出たため、イブプロフェン服用。
接種の18時間後、起床時に倦怠感と微熱(37度)あり。
妻と同様、36時間後までにほぼ復調。
コロナ感染歴あるひとほど激しい副反応?
アメリカでは現在ジョンソンエンドジョンソン社のワクチン投与が急速に拡大しているもようで、多くの知り合いがわたしたちと同様の副反応を報告しており、「急にドカンと来た」という声が多い。
副反応は、過去にコロナ感染歴のあるひとほど強く出やすいという説がある。わたしたちは去年3月に弱めにコロナ感染したという意識があり、そのときの症状(発熱・咳・味覚障害)が妻は強く、わたしは弱かったことが、今回の副反応と比例しているように見える。
また、妻の知人で過去にはっきりとコロナ陽性であったひとは、ワクチンの副反応が「激烈だった」と報告している。
ジョンソンエンドジョンソンの利点(かもしれないポイント)
同社のワクチンは他社(ファイザーやモデルナ)とちがって接種が1回で済むことが特徴で、結果論ながらわたしたちにとってはそのほうが楽だった。
2回接種方式のワクチンは、副反応は2回目のほうが強いとされており、もしも上記「感染歴あると激しい副反応」原理が適用されるとすれば、2回目は「3回目」相当の副反応に見舞われる可能性があるから。
以上はあくまで素人の足し算にすぎず、真剣に考えたいひとは医師に相談してください。
ワクチンの効き目はどうか。ジョンソンエンドジョンソンはコロナ感染の防止力が他社製に劣るというデータがあるけれど、ジョ社が出した数字は変異体が出始めて以降のもの、他社のはそれ以前のものという状況差があることから、ジョ社のは効かないと決めつけるのは早計だろう。
逆に、ジョ社のワクチンは感染した場合の重症化を抑える効果が優れているという(同社によれば入院・死亡の防止は100%)データがあり、これには注目すべきかもしれない。
なぜかといえば、コロナは罹る罹らないも重要だが、突き詰めれば死ぬか死なないかが問題であり、その意味で重症化の防止はたいへん重要だとわたしは考える。
なにが言いたいかというと、「感染防止率〇〇%」といった数字を見て一喜一憂するのでなく、総合的に考えたいねと。
接種に際してメーカーを選べるかどうかという問題はあるにせよ。
まがりなりにも元気に出歩き、ペニーと季節を楽しめることに感謝。
このところ昼間の気温が20度台の日が多く、ようやく春が定着してきた様子。
急なワクチン接種から副反応騒動のなかで伸び伸びになっていたパン焼きでもしましょうかね?
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