Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

ワクチン接種、おどろきの結末

妻がキキセマル様子で探しつづけたワクチン接種のチャンス。

どの会場も「急にワクチンが入ることになったので明日から数日間は接種できます」という感じで先の見えない運営をしており、そういう情報に常に目を光らせて早いもん勝ちを狙う状況が続いている。

たとえば昨日は、とりあえず申し込みを入れておいた会場から知らせが来て、すぐに応募すれば接種が受けられる状態だったが、メールに気付いたのは着信の1時間半後で(こういうときに限って映画見てたりする)、とっくに席は埋まっていた。

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メール文面に Johnson & Johnson(以下、じょんじょん)とあるのは、日によってはこの会社のものしか受けられないことを意味する。

じょんじょんのワクチンは他社(ファイザーやモデルナ)と比べて特に高齢者に効果が低いとか、工場での保管が悪くてダメになったケースがあるとかいう悪評が広まっており、この会場でもじょんじょんは完全に売れ残っていた。

 

あちゃー、じょんじょんしかないか・・・

という落胆の数時間後、妻が別のを見つけてきた。

はるばるメリーランド州の田舎まで走ればファイザーのワクチン接種が受けられるという情報をキャッチしたのだ。 

きょうの昼、妻のリモート研修が終わるやいなや出発。

カニで知られるチェサピーク湾を越えて東に進む。

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湾にかかる長大な橋を「落ちたら絶対死ぬよねー」と言いながら渡るくせに、コロナからは身を守りたいのだから、人間というやつは始末に困る。

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と、往復5時間の旅に突き合わされたペニーは思っていたにちがいない。

 

メリーランドに入ると、風景は鄙びる一方。 

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ハイウエイを下りて立派な農道に入ると、メリーランドは民主党優勢州だというのに「トランプ/ペンス」の選挙看板が恥ずかしげもなく立ち続けているような、そういうイナカ。

んなもんだよなーと言いながら会場のコミュニティーセンター着。

体育館みたいなところで行列するのかと憂鬱だったのだが、案に相違してドライブスルー方式。

案内と警備?のための兵隊さんが大勢いて、ちょっとした緊張感のある会場だったため、わたしの肩に針がぶっ刺さる系の写真は無し。 

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無事に完了。

ただし、ひとつ誤算があった。

ちょっとした手違いがもとで、わたしたちに接種されたワクチンはファイザーではなく、じょんじょん製だった。

じょんじょんは60代以上では効果が薄いというが、拙者60代といってもまだまだ序の口ゆえダイジョブでござろう、なによりドラクエにせよファイナルファンタジーにせよ与えられた武器で最大限戦うのが醍醐味なわけで、それはコロナも同じことでござろ?

ちゃう?

俺ああいうゲームやったことないけど。

ちなみにじょんじょん製には接種が1回で済むというメリットがあり、うちのケースでは往復5時間ドライブのリスクに身をさらさずに済んで助かるという考え方もできる。

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