近ごろほっと胸を撫でおろしたことがふたつ。
ひとつは、コロナ検査にかかった料金を医療保険がカバーしてくれそうなこと。
去年の暮れに日本からダッカへ戻ったときに必要だった陰性証明書をはじめとして、以下の料金を支払ってきた。
日本(成田) → バングラデシュ入国 3万2500円×2
バングラデシュ → ドバイ 35ドル×2
ドバイ → 日本 70ドル×2
日本(羽田) → アメリカ 3万8500円×2
日本の料金の高さにあらためて驚きつつ合算してみたら、およそ16万円4000円。
なーんも悪いことしてないひとの財布からこれだけのお金が出ていくんだから、ヒドイ世の中になったもんだ。
ところがこれを保険が払ってくれるという話になり、すっかりお世話になることにした。
ご存知のようにアメリカの医療保険は、日本のような国民一律のものではなく、大半のひとが民間の保険を買っており、それがカバーしてくれる範囲は掛け金しだい。
家族4人がまあまあ安心して暮らせるだけの保険は月額1500~2000ドルといった感じで、家計にかなり余裕がないと買えない。
連邦政府の職員は、同等の学歴・専門能力の民間人より給料がバカ安い代わり、手厚い保険を国がかけてくれるため、医療面での不安をあまり感じずに暮らすことができる。
もしかしたら今回のコロナ検査料金の肩代わりも、充実した保険だから可能だったのかもしれない。
(この件、まったくリサーチせずに書いている。アメリカ国内での一般のコロナ検査はすべて政府負担=無料であることを考えると、あらゆる医療保険がこれを肩代わりし、最後に政府からお金をもらうようなシステムがあるのかもしれない)
上記のことはラッキー!ってほどの話だったが、次のやつは以前からかなり心配していた。
ペニーのベルギー入国手続き。
EUは全体にルールが厳しく、ベルギーもけっこうけっこうハードルが高くて時間がかかるらしい。
それを突破するための条件を調べていたのだが、話が込み入っており、なかなかはかどらなかった。
耳にしたあるウワサによれば、ベルギーへの出発(5月)までには手続きが終わらず、そうなればわたしが迎えに戻ってくるか、あるいはアメリカ発を遅らせるかしないとあかん可能性があった。
英語ネイティブでないわたしが土壇場の輸出手続きをするってのは、それ自体がリスキーでありまったくオススメできない・・・
と溜息をつきながら妻が調べたおしたところ、どうやら間に合いそうであることが判明。
これには激しく安堵した。
だけどこれ、アメリカ発だから間に合うのであって、たとえばバングラデシュからだと「〇〇注射を打ってから経過観察3ヶ月」みたいな条件が加わり、今回の私たちのタイミングでは間に合わない。
つまり狂犬病の有無といった地域ごとの条件しだいで、手続き時間がが変わってくる。
ベルギーのあとどこに赴任するのかわからないが、そこがヤヴァイ地域だったりすると、次の移動に往生こくかもしれない。
そういう面倒もペットの輸送業者に任せてしまえば楽ちんで、あとは引越し先の空港へ迎えにいくだけでいいのだが、これにはすっっごくお金がかかる。
うちもいずれはお世話になるに違いないが、今回は自力でやってみようと思っている。
今朝のペニーさん、気温3℃の突風に体温を奪われないよう、フリースジャケットの上に防寒着を重ねてお出かけ。
最近、散歩中にあるとんでもない行動をするようになったんだが、それについては別の機会に。
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