Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

世界初〇〇コーヒーとは

 後ろ髪引かれる思いでダッカに置いていくものがある。 

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紀州名品を日本へ行くたび買い求め、つぶれ梅だから手が出るんだよね~うんまっ!などといいながら楽しんできた。

私は幼いころから梅干しキライ人間できたほうだが、この梅干しならOK。教えてくれた妻に感謝している。

今回の梅干しは9ヶ月のコロナ退避がなければとっくに消費していたもので、かといって開封済のものを持って旅するわけにもいかんじゃろ、てか賞味期限とっくに過ぎてるよね・・・

といっていたら、妻の同僚からワッツアップが来て、

梅干しってどこで買えばいいのぉ?

ってアンタどんなタイミングやねん。

そのひとSさん(もちろんアメリカ人)はアジア系でもないのになぜか梅干しがお好きなようで、でもダッカじゃ手に入りにくいアメリカのアマゾンだったらだいじょぶかしら?という問い合わせ。

うん、それでいいと思うけど、ちょうどうちにコレコレの梅干しあるんだけどどう?と聞いたらふたつ返事(うんうんうんうん!だから四つ返事)で引き取ってくれることになった。

さすがは梅干しファン、賞味期限切れくらいどーってこたないとご承知のうえ。

紀州ウメちゃん、よかったねえ。

 

ダッカ最後の日々で始めたことがある。

コーヒーという、ふつうのひとびとがふつうに飲むものにわたしたちが馴染んでこなかった理由は、ふたりそろって胃に来るから。

ところが世間というものはよくしたもので、胃の不快感の原因となる酸が出ないようにしたアシッドフリーコーヒーなるものが発明されたという。

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実はわたしたち、コーヒーは飲めないくせに香りが大好きという何の得にもならない嗜好があり、

ふっ、飲めるもんなら飲んでみたいノサ・・・

と長いあいだ遠い目をして暮らしてきた。

アシッドフリー、悪くなかったっすよ。

薄いというか舌への当たりが弱いという感じはあるが、ど初心者のわたしたちにとっては十分。

なにしろ朝食後の一服をコーシーの香りに包まれながらって、えらいオトナの暮らしじゃありませんこと?

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ミルクどぼどぼという残念なアプローチ

紀州ウメをもらってくれたSさんは、うちから徒歩48秒という気軽さもあってか、椅子ももらってくれることになった。

ご存知イケアの POANG(ポエングと読むんだってね)。

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アメリカで10年使った使用感アリアリで、クッションを洗濯したとはいえ「どうかな~」な状態だったが、Sさんはルンルンで引きとっていった。

一般にアメリカ人は何かがボロかったりするのをさほど気にしない傾向があり、たとえば新車を買うとき、日本だと目を皿のようにして髪の毛ほどの微細なキズを見つけ値引きしろと騒ぐ人が少なくないなんて話をしたら「うへぇ~」といって目玉をぐるりと回すひとが多いだろう。

だったらさだったらさSさん、使用感もっとアリアリのトースターなんてどうよ?

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と水を向けたら速攻で話まとまり。

あと数日はわたしたちが使い、ダッカ離脱の前日にお渡しすることになりました。

これまでトースターなくてアメリカ人のくせにどうやって生きてきたのかわからんが、まだ若いSさんはモノが少ないのかもしれないね。

パン焼きと梅干し、楽しんでくだしゃい。

わたしたちは優雅なコーシータイムでダッカ最後の日々を満喫します。

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