東京泊の Go To トラベルは「18日で終わり」というものすごくシンプルな日本語で伝えられたものだから、自分たちがどうなるのかが判明するまで時間がかかった。
わたしたちは15日から19日までを都内のホテルで過ごすことにしていたのだが、途中で追加料金が発生するのか、それとも Go To 利用の宿泊予約そのものがキャンセルされてしまうのか。
楽天トラベルからもホテルからも不幸のお知らせが来ないところみればだいじょぶなんちゃう?とかいいながら到着。
フロントでは Go To 問題について一切触れられないままチェックインが済んでしまった。
最後におそるおそる「あのー、Go To 停止つってますけど、うちは19日まで泊めていただけるんでしょうか・・・」と尋ねたところ、明快なる返答があった。
はいっ!問題ございません。18日までにご予約いただいたご宿泊は予定どおりご利用いただけますので!
この言葉はたいへん有難かったのだが、ちょっとしたギモンが残った。
たしかに予約したのはしばらく前のことだったが、滞在は19日までであり、Go To がリアルに18日から使えなくなるのであれば、やっぱり最後の1泊はアウトになるはず。
ホテルによればそのあたりは微妙な問題なのだそうで、なにしろ急に決まったことでもあり、絶対的なルールがあるわけではなさそう。
一方で、仮にわたしたちの予約が25日までだったら「途中で Go To 割引が消滅するんじゃろなあ...」と胸をなでおろしながら部屋へ向かったのである。
なにしろけっこう高いホテルだから。
今回、ははあ~っと思ったことがある。
東京駅八重洲口すぐそばにあるオークウッドプレミア東京は、横浜のと同じ会社で、同じコンセプトの宿。
ここで朝食を食べた。
ひとり2000円もするが、今回は種々のクーポンのおかげで朝食つきプランにすることができた。
この朝食、なんと朝6時半から夜8時まで食べることができる。
内容が朝食っぽいことを気にしなければ、昼食にも夕食にもなるのだ。
もしかしたらコロナ対応でメニューを絞るのと同時に、時間帯を引き伸ばしたのかもしれない。そうすれば食堂の混雑が抑えられるわけだし。
で、この朝食は部屋に配達もしてくれる。スタート時間が朝7時と少し出遅れるが、夜は8時までやってくれる。
じゃあ朝10時でお願いしま~すとかダラけたことをいって配達してもらった食事。洋食と和食から選び、タマゴの調理方法とお茶の種類を選択できる。
ランチボックスを開けてみて驚いたのは、パンやスクランブルエッグをはじめとする温かい料理のすべてが十分に温かかったこと。
ささいなことのように思われるかもしれないが、こういうのは作るひとと配達するひとの息が十分に合ってなければ実現しない。
俺の仕事は作るだけ、あたしは届けるだけと皆が考えていたら、料理が置きっぱなしになる時間は伸びるばかりだろう。
この件を好意的に解釈すれば、ここのスタッフはコロナによって余儀なくされたサービスの変更が劣化にならぬよう、心を砕いているのかもしれない。
客にしてみれば、コロナだからといってメシまで冷たくなるのは情けない話であり、だからこそここのスタッフのような頑張りが有難いということになる。
このたび温かい食事が届いたことはマグレに過ぎなかったかもしれないが、敢えて以上のように書いておくのは、これがホテル関係者の目にとまり、なにかのヒントになることを願うからだ。
温かい料理を一度にそろえてくれた厨房のひと、時間ぴったりに素晴らしい笑顔えとどけてくれたひと、みなさんほんとにありがとさんでした。
といわけで明日もよろしくねー!
ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。