今日は起きるなり地面にめり込んで消えていくんじゃないかと思うほど体が重く、ペニーの朝散歩は妻ひとりで行ってもらった。
しらばくゴロゴロしていれば復活するだろうと期待したが、なんと午後2時すぎまでベッドの中。
ようやく床から這い出し、しばらく YouTube で世界最高峰のブラスバンドが日本で演奏するのを見たあと、ペニーと散歩に出た。
ペニーにとっては二度目の秋。
だが、わたしたちが設定した10月10日という誕生日がもしも本当なら、最初の秋は幼すぎて記憶になく、いま初めて秋を堪能しているのかもしれない。
枯れ葉のにおいがとても気になるらしく、やたらに興奮して嗅ぎまわる姿がおもしろい。
冬に備えて忙しくエサを集めるリスが、梢を走ったり歩道を横切ったりして、ペニーの興奮を盛り上げる。
テンション上げまくりで帰宅するペニー。
だがこのところ、玄関に入ってからの挙動が以前とはちがう。
やたらメローなのだ。
なでなでするとウットリと目を閉じ、からだをあずけてくる。
普段のペニーはこういう感じではない。かまってかまってな態度で近づいてきたくせに手をさしのべたとたん逃げることが多く、人間とのなんともいえない距離感がある。
ところが散歩帰りの玄関では、抱きしめたり撫でたりすると完全に体の力を抜き、身をまかせてくる。
それを見るたび妻は「あらあら、見てらんないわ」と苦笑するのだが、いささか洒落になっていない部分もあるように思われ。
人生は常にフクザツなのである。
ところで散歩直後にわんこがメローになる現象、あちこちで発生しているのでありましょうか?
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