Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

愛犬盗難

ペニーは庭に出るとき、ハーネスを目にするなり興奮し、そのあたりに落ちているオモチャをくわえて出て行こうとする。室内用のオモチャに土をつけたくないので置いていったもらうのだが、うっかりそのまま出てしまうこともある。昨日はジンジャーブレッドだった。ペニーさんのお口から外して植え込みの上に置いたんだが・・・

すごく執着があるようで、ぴょんぴょん跳ねて取ろうとしている。庭用のゴムボールで誘っても知らん顔。ほんと可愛いっす。

妻の職場のラオス人スタッフが、ここ数日浮かない顔をしている。数頭の飼い犬のうち1頭が盗まれたのだという。ラオス式の放し飼いだから、誘拐しようと思えば簡単だろう。加えて彼の住みかはビエンチャン郊外に広がる田園地帯の小さな集落で、夜には交通も途絶えて真っ暗。

泥棒の目的は何か。残念ながら飼育とは思いにくい。野良で育ったワイルドな子を室内で飼うことは難しく、そうかといって放し飼いにすればすぐに逃げるだろう。そうするとやっぱり東南アジアのことだから、「あっち」の可能性が高いと言わざるをえない。

飼い主さんは、残った子たちがまた盗まれるのではと心配で毎晩眠りが浅く、体力的にきついとこぼしているそう。繰り返すが、ごく狭い小屋のような家にワイルドな子たち(たいてい大型犬)を閉じ込めるのは現実的じゃないのだろう。わたしたちとペニーが暮らす環境とは違い過ぎて、驚くことが多い。

ジンジャーブレッドを取り上げられたペニーさんは、その後めちゃめちゃ頑張って奪還に成功。

ゴムボールで誘っても乗ってこないので、好きなようにしてもらいました。

芝が浅くて土が出やすく、ジンジャー君を洗うところまでが1号のお仕事。

でもさ、誘拐された子のことを考えると気持ちが暗くなるんだよね。何を食うのも文化っちゃ文化なんだが・・・

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